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[プレミアリーグEAST]柏U-18が青森山田を3-0撃破!残留争い演じた昨年、前評判の悔しさが活力に

ゲキサカ / 2016年4月25日 12時3分

[プレミアリーグEAST]柏U-18が青森山田を3-0撃破!残留争い演じた昨年、前評判の悔しさが活力に

[4.24 高円宮杯プレミアリーグEAST第3節 柏U-18 3-0 青森山田高 柏]

 高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは24日、第3節2日目を行い、14年優勝の柏レイソルU-18(千葉)と昨年2位の青森山田高(青森)が柏のホーム・日立柏サッカー場で激突。U-17日本代表FW中村駿太(2年)の2ゴールとMF大谷京平(3年)のゴールによって柏が3-0で快勝した。開幕2連勝中だった青森山田は初黒星。一方、2連勝(2勝1分)の柏は2位へ浮上している。

 昨年は残留圏内ギリギリの8位。昨年まで6年間指揮を執った下平隆宏元監督は今季からU-18チームを離れて現在、トップチームの指揮を執る。また、今年1月からU-18チームの監督を務めていた布部陽功前監督も3月中旬にトップチームのヘッドコーチに就任。そのため、U-18チームはコーチの永井俊太氏がプレミアリーグ開幕1か月前に監督へ昇格するという慌ただしさの中でリーグ開幕を迎えた。MF中村陸(3年)が「周りからも直接は言われないですけれども、『大丈夫か』という雰囲気もあったと思うんですけど、みんな『見てろよ』と逆にパワーにしたと思います。監督代わったりしても、レイソルのユースのサッカーは変わらないものがあるので大きな問題はなかったですし、逆に去年本当に苦しい思いをした分、個人個人思い入れが強くて、去年の良くなかった結果をバネにできていると思います」と振り返るように、決して前評判が高かった訳ではないが、その評価を活力としたイレブンは開幕戦で優勝候補の一角と目された横浜FMユース戦をドローで終えると、前節には前年優勝の鹿島ユースを撃破。そして今節は苦しみながらも、プレミアリーグで過去1分3敗だった“天敵”青森山田に初めて黒星をつけた。

 永井監督が「苦しみましたけれど(得点を)ひとつずつ取れたことは大きいし、ゼロで抑えてくれたというのは凄く頼もしいな、凄いな、よくやってくれたなと思います」と讃えた青森山田との90分間。前半は互いにボールを奪うと、ポゼッションから相手ゴールを目指していく。柏は絶妙なボールタッチとキープ力光る中村陸と非常にアグレッシブに攻め上がってくるSB坂本涼斗(3年)のコンビで右サイドを打開するなど、昨年以上に素早い仕掛けからパス、突破を狙うシーンが目立った。中村陸が「去年に比べてパワー、テクニックは落ちる部分があると思うんですけど、逆にチーム全員の協調性は今年のウリ。みんなで戦うことを意識している」というように、精度の面などを全員サッカーでカバー。そして今年の選手たちの持ち味であるスピードを活用して速く、相手の嫌がる攻撃をするという意識がチームにはある。ミスでボールを失うシーンも少なくなかったが、それでも積極的な仕掛けがチャンスにも繋がっていた。

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