トッテナム、逆転V消滅…ポチェッティーノ「より強くなって来季もタイトル争いを」

[5.2 プレミアリーグ第36節 チェルシー2-2トッテナム]

　トッテナムは2日、スタンフォード・ブリッジでチェルシーとロンドンダービーを行い、2-2で引き分けた。この結果、レスター・シティの優勝が決定した。試合後のマウリシオ・ポチェッティーノ監督のコメントを英『スカイ・スポーツ』が伝えている。

　首位レスターと暫定で勝ち点8差となっていたトッテナムは、引き分け以下に終われば優勝の可能性が消滅する大一番に臨んだ。前半はトッテナムが圧倒し、FWハリー・ケインとMFソン・フンミンのゴールで2点を先行。しかし、後半に2失点を喫し、2-2で引き分けた。その結果、残り2試合で勝ち点差が7となり、逆転が不可能となったため、レスターの優勝が決定した。

「まずはレスターとクラウディオ・ラニエリ監督、そしてレスターの選手、サポーターにおめでとうと言いたい。今はガッカリはしている。前半で2-0にしたら、後半はカウンターで3点目を決めなければいけなかった。失点すれば何でも起こり得るものだ」

　落胆を隠しきれないポチェッティーノ監督。それでも55年ぶりの優勝まであと一歩まで迫った選手たちを称える、。「非常に失望してはいるが、同時に選手たちを誇りに思っている。チェルシーが我々をどれだけ警戒してきたかを考えれば誇らしいし、これを来季に繋げていきたい。来季はより強くなってタイトル争いにまた加わりたい」と前を見据えた。
●プレミアリーグ2015-16特集