[関西]関学大が連敗で4位後退、大体大は初黒星…5連勝の阪南大が首位に立つ:第6節
ゲキサカ / 2016年5月10日 21時30分
第94回関西学生サッカーリーグ1部
第94回関西学生リーグ1部の第6節が7、8日に各地で行われた。今節では開幕5連勝で首位に立っていた大阪体育大が近畿大に1-2で敗れ、今季初黒星を喫すると2位へ後退。4-1の勝利で5連勝を飾った阪南大が今季初の首位に躍り出た。一方、前節で黒星を喫して3位に後退していた関西学院大は関西大に1-2で敗れ、4位へ順位を下げている。
ついに阪南大が首位の座に躍り出た。開幕戦で同志社大に敗れたものの、そこから5戦19得点で5連勝。開幕戦終了時には11位だったが、そこから5位、4位、3位、2位と各節毎に順位を上げ、今節で勝ち点3差の首位・大阪体育大が敗戦を喫したため、勝ち点15で並ぶと得失点1差で上回り、単独首位に立った。
今節では京都産業大と対戦。前半4分にCKの流れからDF甲斐健太郎(4年=立正大淞南高)のシュートで先制する。同10分には追いつかれるが、2分後の前半12分には早くもFW松尾雄斗(3年=札幌U-18)のゴールで逆転に成功。前半30分にはMF藤原奏哉(3年=ルーテル学院)が3-1に突き放すゴールを決めた。
後半38分には途中出場のFW草野侑己(2年=JFAアカデミー福島)がダメ押しの4点目。4-1で逃げ切った阪南大が5連勝。なお松尾が1得点2アシストの活躍だった。敗れた京都産業大は5連敗で10位に沈んでいる。
前節終了時に今季初の首位に立っていた大阪体育大だが、開幕連勝は5でストップ。近畿大に1-2で敗れた。前半39分に近畿大がDF横山航河(2年=広島ユース)のゴールで先制し、前半を0-1で折り返す。
後半3分には近畿大が追加点。自陣内でCBがボールを奪い、味方のパスから抜け出たMF國分将(3年=札幌U-18)がドリブルで右サイドを一気に駆け上がる。PA手前での切り返しから後ろへ戻すと、これを受けた横山がPA内正面へ蹴り入れた。走り込んだFW前田拓海(3年=JFAアカデミー福島)が頭で決め、2-0に突き放した。
なんとか追いつきたい大阪体育大は後半18分にMF末吉塁(2年=初芝橋本高)の右クロスからファーサイドでフリーのDF秋山拓也(4年=愛知産業大三河高)がワントラップから冷静にシュートを決める。1-2と1点差に詰め寄ったものの、後が続かずに敗戦となった。近畿大は4戦ぶりの勝利を手にしている。
関西学院大と関西大による“関関戦”は、FW加賀山泰毅(2年=JFAアカデミー福島)の2得点の活躍。関西大が勝利を飾った。前半14分に関西学院大がFW出岡大輝(4年=G大阪ユース)のゴールで先制も、2分後に加賀山の得点で関西大が追いつく。
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