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[Rookie League]「全勝優勝して日本一になる」王者・流経大柏、武南の鋭い攻守に苦しむも後半3発で逆転勝ち

ゲキサカ / 2016年5月16日 19時25分

[Rookie League]「全勝優勝して日本一になる」王者・流経大柏、武南の鋭い攻守に苦しむも後半3発で逆転勝ち

[5.14 U-16 Rookie League A group第1節 流通経済大柏高 3-1 武南高 時之栖裾野Hグラウンド]

 14日、関東・静岡の強豪18校の1年生たちが真剣勝負の場で成長を目指す「2016 U-16 Rookie League」A group第1節が行われ、前年大会で無敗優勝を果たした流通経済大柏高(千葉)と入れ替え戦を経てB groupから昇格してきた武南高(埼玉)が激突。流経大柏が3-1で逆転勝ちした。

「去年は無敗で優勝したんですけど、“日本一”じゃなくて準優勝だったんでルーキーリーグ始まる前から全勝優勝して“日本一”になるという目標があるので、それを達成したいと思っています」。流経大柏の10番を背負うFW岡田信哉は力強く言い切った。流経大柏は昨年、最終節で鹿島学園高と0-0で引き分けたものの、残りの試合を全勝して8勝1分で圧巻V。だが、全国各地域の1年生大会チャンピオンなどが集まって戦った「2016 U16 全国ルーキー交流大会」では決勝で尚志高にPK戦の末に敗れて準優勝に終わっている。

 それだけにチームは昨年できなかった全勝優勝と“日本一”を目指してスタートを切ったが、武南戦は苦しい試合となった。MF佐藤輝とMF熊澤和希や左利きのMF米倉貫太を中心に小刻みにボールを動かし、ボールコントロールと身体の預け方が巧みな185cmFW岡田や俊足FW北島直樹の突破、ワンツーからMF豊田佑羽が放った左足シュートなどで武南の守りを破ろうとした流経大柏だが、堅守・武南から得点を奪うことができない。

 前線からの鋭いプレス含めて健闘していた武南はその攻撃でも流経大柏を苦しめる。野性味ある突破を見せたFW小林明日斗や重心の低いドリブルで局面を打開するFW新井英博を中心に反撃。左利きのMF瀧昂生、左SB高野翔太が質の高いボールを配球するなど対抗して0-0で前半を折り返す。そして後半15分、FW浮谷駿佑のゴールで先制点を奪った。

 だが、流経大柏はここから試合をひっくり返す。5分後に佐藤が同点ゴールを奪うと、28分には中盤でのインターセプトからパスを受けた岡田が持ち込んで右足で勝ち越しゴール。さらに35分にも岡田が胸トラップからのボレーシュートを決めて逆転勝ちした。

 岡田は「後半立ち上がりに自分たちの判断ミスから失点してしまって、失点した瞬間は焦ってしまったんですけど、みんなで話をしてそこから集中して戦うことができた」。トップチームでのプレーを認められてU-16日本代表にも選出された1年生CB関川郁万や先輩たちを目標にトレーニングを積み重ねて力をつけて、目標の全勝優勝、そして“日本一”を勝ち取る。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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