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[Rookie League]日大藤沢は「負けちゃいけない相手」・桐光学園追い詰め、1-1ドロー

ゲキサカ / 2016年5月19日 21時49分

[Rookie League]日大藤沢は「負けちゃいけない相手」・桐光学園追い詰め、1-1ドロー

[5.15 U-16 Rookie League A group第2節 桐光学園高 1-1 日大藤沢高 時之栖うさぎ島3グラウンド]

 15日、関東・静岡の強豪18校の1年生たちが真剣勝負の場で成長を目指す「2016 U-16 Rookie League」A group第2節が行われ、昨年2位の桐光学園高と昇格組の日大藤沢高との神奈川県勢対決は1-1で引き分けた。

 前日の静岡学園高戦を1-6で落としていた日大藤沢だが、同県のライバル・桐光学園との一戦へチームは集中していた。キャプテンマークを巻いたMF岩崎颯太が「同じ県にいるんであそこは倒さないといけないところですし、負けちゃいけない相手だと思います」という存在との90分間は、我慢する時間が長くなる展開。それでも「自分はできることをやっていただけ。自分が中心になって声出して苦しい時、辛い時に頑張ろうと。最初から全力で、1対1とかも厳しくして、みんなで連係して最後までやりきろうと話しました」と語るリーダー中心にまとまっていた日大藤沢は桐光学園に食らいつく。

 桐光学園はFW西牧蓮が後半だけでシュート5本。その他、10番MF中川優やMF田中彰真の組み立てからMF阿部龍聖が右サイドを破り、シュートを打ち込んでいく。だが、日大藤沢はGK丸山洋平が好守を連発。また岩崎やMF豊福令旺が前線からボールを追い続け、最終ラインも粘り強く相手の攻撃を跳ね返していく。

 そして後半35分、日大藤沢は高い位置でインターセプトすると、すかさずショートカウンター。交代出場のFW梶谷涼人がDFを振りきって右足シュートを流しこんだ。歓喜を爆発する日大藤沢イレブン。その後も相手の攻撃を跳ね返すたびにベンチの控え選手たちが総立ちで拍手と声を送り続けた。

 それでも桐光学園は後半45分、阿部が右サイドを突破してクロス。ファーサイドの西牧が折り返すと、最後は中川が右足で正確にゴールを射抜いて同点に追いついた。こちらも絶対に負けられないという意地を見せた桐光学園。直後にはスルーパスで抜けだしたFW舟津亮佑がGKと1対1に。だが、日大藤沢GK丸山がセーブし、直後に試合終了の笛が鳴り響いた。

 日大藤沢の岩崎は「昨日の結果からすれば凄い良いゲームだったと思うんですけど、最後の最後で勝ち切れないのは弱い部分だと思うんで勝ち切れるチームになっていきたいです。自分たちの代で全国出場して1位になるというのが目標。今はそれを目指して頑張っている」。いずれまた戦うだろうライバルに今度は必ず勝ち切るという決意を口にしていた。

[写真]先制ゴールを決めた日大藤沢FW梶谷

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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