プレミア王者レスター、カンテの代役にラニエリの教え子を再びリストアップ

　プレミアリーグ王者のレスター・シティはニースのMFナンパリス・メンディ獲得に関心を示しているようだ。地元紙『レスター・マーキュリー』が報じた。

　奇跡の快進撃で今季プレミア初制覇を果たしたレスター。そのチームを攻守で支えたフランス代表MFエンゴロ・カンテの移籍の報道が絶えず、アーセナルなどが関心を示しているとされている。そこでレスターはカンテが移籍した場合に備えて、ニースで主将を務めるメンディの獲得を検討しているようだ。

　23歳のメンディはモナコのユース出身で2010年にプロ契約を結んだ。モナコではBチームを含めて13年6月までプレーし、ニースに移籍。13-14シーズンから3シーズン連続で30試合に出場するなど、チームに欠かせない選手として活躍している。また、メンディはクラウディオ・ラニエリ監督のモナコ時代の教え子でもあり、ラニエリ監督がレスターの指揮官に就任した昨夏に獲得候補に挙がっていた。

　メンディはカンテと同じく小柄だが、運動量とポジショニングに長けており、セットプレーも得意とするなど攻撃面でも優れた能力を備えている。メンディに対してはレスターの他に、ボルフスブルクとウエスト・ハム、サンダーランド、サウサンプトンが獲得に興味を示している。
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