1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

流経大サッカー部が“ホーム”柏開催のロアッソ熊本を裏方としてサポート

ゲキサカ / 2016年5月22日 22時35分

[5.22 J2第14節 熊本0-1水戸 柏]

 流通経済大サッカー部の部員80人が、試合運営をサポートした。

 熊本地震の影響でリーグ戦の中断を余儀なくされていたロアッソ熊本は、15日にフクダ電子アリーナで行った千葉戦で約1か月ぶりのリーグ戦を再開。そして今節、ホーム再開初戦を迎えた。ただ地震の影響が残る本拠地うまかな・よかなスタジアムでの開催はいまだ困難で、代替地として選ばれた日立柏サッカー場で行われた。

 だが代替地での試合運営は、困難を極めている。その一つが運営スタッフの不足だ。Jリーグの試合の多くは地域のボランティアらが試合運営を支えていることが多い。熊本市から直線距離にして900kmを越える日立台での開催は、スタッフを集めるのも一苦労する状態なのだ。

 そこで熊本が助けを求めたのが、流通経済大のサッカー部だった。清川浩行監督から流経大の中野雄二監督に連絡が入ったことで実現。流経大はこの日、トップチームが関東大学サッカー1部のリーグ戦、さらに下部リーグのIリーグの試合も重なっていたが、240名を越える部員が在籍する流経大から約80名が派遣された。熊本出身者など九州出身の部員はほとんどが参加。交通整理からボールパーソンまで裏方の仕事をそつなくこなした。

 2年前の流経大で主将を務め、現在は熊本でプレーするDF鈴木翔登は「精力的にやってくれるのは非常にうれしいこと」と笑顔を見せる。「僕としてもそこの大学出身でJリーグにお世話になっているというのは誇り」と胸を張ると、「試合の前に何人か連絡してきた選手もいる。僕からしっかり連絡しようと思います」と後輩たちへの感謝を語った。

(取材・文 児玉幸洋)●[J2]第14節 スコア速報

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください