開始10分で1G1A!! 千葉FWエウトン、2連勝に「自信を得られた」

[5.22 J2第14節 千葉 3-2 岐阜 フクアリ]

　ファーストチャンスをゴールに結び付けた。試合開始早々の前半5分、MF長澤和輝がドリブルで前線に運び、左サイドのFW船山貴之がボールを受けると、船山のクロスに対してゴール前に走り込んだジェフユナイテッド千葉FWエウトンがヘディングで叩き込んでいきなり先制点を奪った。

「攻撃面だけでなく、守備面でも非常にまとまっていて、相手に圧力を掛けることができた。先制点を取ったことで、その後も落ち着いてゲーム運びができたと思う」(エウトン)

　そう振り返ったように、前半10分にはMF町田也真人から前線でパスを受けると、「コミュニケーションをたくさんとっているし、非常に良い連係が練習からできている」と右サイドを駆け上がるMF井出遥也を見逃さずにラストパス。井出が鮮やかにネットを揺らして、エウトンは開始10分で1ゴール1アシストを記録した。

　後半に入って1点差に詰め寄られながらも、後半38分のMF長澤和輝のゴールで突き放すと、その後の岐阜の反撃を1点に抑えて千葉は3-2の勝利を収め、2連勝を飾った。

「連勝が必要だと分かっていたので、それを実現したことで自信を得られたと思う。非常にうれしい」と満足気に振り返ったブラジル人アタッカーだが、「ただ、これで気持ちを緩めることなく、今日表現できた姿勢、我々のサッカーを次戦以降も見せたい」と気持ちを引き締めた。

(取材・文　折戸岳彦)
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