[総体]ユース取材ライター陣が推薦する総体予選注目の11傑vol.4
ゲキサカ / 2016年5月28日 7時0分
特集企画「ユース取材ライター陣が推薦する『全国高校総体予選注目の11傑』」
ゲキサカでは熱戦展開中の平成28年度全国総体「2016 情熱疾走 中国総体」都道府県予選の注目選手を大特集。「総体予選注目の11傑」と題し、ユース年代を主に取材するライター陣に総体予選注目の11選手を紹介してもらいます。第4回は、(株)ジェイ・スポーツのJリーグ中継プロデューサーを務める傍ら、東京都中心にユース年代のチーム、選手を取材する土屋雅史氏による11名です。
土屋雅史氏:「今回は昨年の選手権で全国大会に出られなかった選手たちの中から11傑プラス6人を、重点的に取材させて頂いている東京を中心に選出させて頂きました。悔しい想いが成長の糧になるというのはよく聞く話ですが、選手権の出場を逃すという経験は高校サッカーに身を投じている者なら何より悔しい出来事のはず。そんな想いをパワーに変えているであろう彼らの活躍に是非期待したいと思います!」
GK山ノ井拓己(静岡学園高3年)
「最初に脚光を浴びたのは1年時の選手権。夏の全国総体を制した優勝候補筆頭の東福岡をシャットアウトで退け、同じ1年生で選手権制覇を果たした先輩の南雄太(横浜FC)と比較される程のインパクトを残したが、以降はここまで全国大会の出場はなし。最高学年にとなる今シーズンはU-19日本代表選出とプロへの道を切り拓くべく、185cmの長身を生かしたハイボール対応を武器に、まずは夏の王国制覇を狙う」
DF鈴木友也(関東一高3年)
「人生初の全国大会となった昨年の全国総体は、MVP級の働きを見せてベスト4進出に貢献したが、VIVAIO船橋出身として絶対に出たかった準決勝の市立船橋戦は出場停止で欠場となり、チームも敗退。悔し過ぎる想いを味わった。人に強く行ける力強さと足元の技術を兼ね備えたCBであり、キャプテンマークを任されることもある今シーズンに、全国への帰還とイチフナへのリベンジを誓う」
DF関口海(高崎高3年)
「前橋育英の山田耕介監督と桐生一の田野豪一監督が『今年のタカタカは良い』と声を揃えるその“タカタカ”で、キャプテンを務めるCBがこの男。「選手権は受験もあって、残れる3年生も限られてくると思う」と本人も話す同校にとっては、全国総体出場が最大の目標。新人戦で前橋育英と、県総体で前橋商と好勝負を繰り広げた高崎が、19年ぶりの全国切符を勝ち獲るためには、緻密なラインコントロールとカバーリングに長ける関口を中心とした守備陣の奮闘が必要不可欠だ」
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