清武先制点も逆転負け…吹田初の代表戦は黒星でキリン杯準優勝
ゲキサカ / 2016年6月8日 4時29分
↓関連ニュース[6.7 キリン杯決勝 日本1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ 吹田S]
キリン杯は7日、市立吹田サッカースタジアムで決勝を行い、日本代表はボスニア・ヘルツェゴビナ代表と対戦し、1-2で敗れた。前半28分にMF清武弘嗣のゴールで先制した日本だが、1分後に追いつかれると、後半21分に2失点目。逆転負けで吹田での初の代表戦を勝利で飾れず、準優勝に終わった。
日本は故障を抱えるFW本田圭佑とMF香川真司が欠場。FW浅野拓磨が国際Aマッチ出場5試合目で初先発を飾り、右サイドに入った。トップ下は清武で、左サイドは代表戦初開催の吹田スタジアムを本拠地としているFW宇佐美貴史。GK西川周作、DF酒井高徳も国際Aマッチ2試合ぶりに先発した。[スタメン&布陣はコチラ]
スタメンの平均身長186.8cmという大型軍団のボスニア・ヘルツェゴビナがいきなりその高さを見せつけた。前半2分、ハーフウェーラインを越えたあたりからMFハリス・メドゥニャニンがロングFKをゴール前に放り込むと、198cmの長身FWミラン・ジュリッチがDF森重真人に競り勝ち、ヘディングシュート。枠を捉えていたが、ここは西川が何とか弾き、ピンチをしのいだ。
日本は前半3分、清武のパスからDF長友佑都が左サイドをオーバーラップ。クロスボールに浅野が頭で合わせ、ゴールネットを揺らしたが、長友の位置がオフサイドだった。同12分にはセカンドボールを拾った宇佐美がPA手前から右足でミドルシュートを狙うが、GKがセーブ。同15分、宇佐美がマイナスに戻したボールをMF長谷部誠がワンタッチで縦に入れ、PA内でフリーの清武が受けたが、清武の右足から放たれた渾身のシュートはGKの手をかすめてクロスバーを直撃し、惜しくも先制点とはならなかった。
試合が動いたのは前半28分。左サイドでボールを受けた宇佐美がドリブルで仕掛け、外側をオーバーラップした長友の動きをおとりに使って中に切れ込むと、ゴールライン際からマイナスに折り返したボールを清武が左足で流し込んだ。清武の3試合ぶり国際Aマッチ3ゴール目で先制した日本だったが、その1分後に追いつかれた。
ボスニアは前半29分、後方からのMFマリオ・ブランチッチの浮き球パスをFWアルミン・ホジッチがヘディングシュート。西川が弾いたこぼれ球をジュリッチが右足で蹴り込み、1-1の同点に追いついた。日本は得点直後で集中を欠いたか、ブランチッチへの寄せも甘く、ホジッチにも簡単に裏を取られてしまった。
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