左サイドで“輝き”放った宇佐美「あれだけボールが来れば…」
ゲキサカ / 2016年6月8日 4時14分
[6.7 キリン杯決勝 日本1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ 吹田S]
序盤から躍動した。所属するガンバ大阪のホームである市立吹田サッカースタジアムで開催された初の代表戦。FW宇佐美貴史は左サイドから幾度となく相手守備網を切り裂き、輝きを放った。
「あれだけボールが入って来れば、良い形でできる」。そう振り返ったように、左サイドで積極的にボールを呼び込んだ宇佐美は周囲を生かすだけでなく、ドリブル突破で攻撃にアクセントを加える。前半12分にはこぼれ球に反応して、同21分には左サイドから切れ込んでシュートを放ち、同25分にはFW浅野拓磨(広島)へのクロスで決定機を創出した。
そして、前半28分には鮮やかな突破からMF清武弘嗣(ハノーファー)の先制点をお膳立てする。左サイドでボールを受けた宇佐美の外側をDF長友佑都(インテル)がオーバーラップすると、宇佐美をケアしていた相手DFの注意が長友に向く。「佑都くんを使おうと思いましたが、相手が行き過ぎた」と、長友をおとりとして使い、生まれたスペースを突いて一気にPA内に進入すると、「キヨくん(清武)がフリーだった」と冷静にラストパスを選択して清武の得点をアシストした。
「シンプルにボールを動かしながら、ボールを保持できた」と前半の出来には手応えを感じつつも、「後半は右サイドをもう少し使おうという話になったが、攻撃が単調になってしまった。時間を使いながら工夫できれば良かったし、結果、負けたということはそういうところが足りなかったと思う」と課題を口にしている。
しかし、試合前日に「まだ決めていないので、決めたい。代表で一発目を決めるというのも自分らしい」と語っていた吹田での自身第1号となるゴールこそなかったものの、宇佐美自身はピッチを退く後半29分まで十分な存在感を示していた。
(取材・文 折戸岳彦)
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