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[近畿大会]競争激化の神戸弘陵は価値ある大会に、敗れた近大和歌山も全国総体へ向けて手応え

ゲキサカ / 2016年6月19日 23時28分

[近畿大会]競争激化の神戸弘陵は価値ある大会に、敗れた近大和歌山も全国総体へ向けて手応え

[6.19 近畿高校選手権準々決勝 神戸弘陵高 1-0 近大和歌山高 新庄健民]

「第69回近畿高校サッカー選手権大会」の2日目が19日、奈良県内で行われた。準々決勝で激突した神戸弘陵高(兵庫1)と近大和歌山高(和歌山1)の試合は、前半19分にFW小川文也が奪った得点によって、神戸弘陵が1-0で勝利した。

 2年ぶりの全国総体出場を狙ったものの、兵庫県予選決勝で滝川二高にPK戦で敗退して涙を飲んでからわずか2週間、「選手権予選の決勝で、(滝川二を)3-0で倒す」(DF谷後滉人)と新たなスタートを切った神戸弘陵が上々の試合運びを見せた。最初のチャンスは前半7分。ロングボールで背後を狙われた所をDF原拓海が冷静に処理し、傍にいた左SBの野中歩真にパス。素早く相手DF裏にロングボールを返すとフリーで抜け出したFW村山健がゴールを狙ったが、GKの正面に終わった。

 以降も神戸弘陵が後方からのボール回しでチャンスを伺ったが、近大和歌山も負けてはいない。ここ数年、県予選を突破できず和歌山県勢以外のチームと公式戦で戦ったことはなかったが、「県内のチームとより、フェスティバルなどで県外のチームと対戦した時の方が良いゲームができる」(DF九鬼拓己)と物怖じせず。自陣でのパス交換から中央を上下動するMF玉置大起、FW濵野倖輔とサイドを効果的に使いながら、見せ場を作った。14分にはDFラインでのボール回しで左右を揺さぶり、九鬼が右前方に浮き球を配球。勢いよく上がったDF秋山博紀がPA右外でのトラップからPAへの侵入を試みたが、谷後に拒まれ、シュートを打てない。近大和歌山は以降もゴール前まで侵入しながら、シュートまで持ち込めずに時間が過ぎていく。

 試合が動いたのは19分。神戸弘陵が自陣でのボール奪取から引いて構えた小川にクサビを入れると素早くパスを右前方のスペースに展開。反応した村山がPA右までドリブルで持ち込み、シュートを狙った。「昨日もビッグチャンスを作っていたけど、シュートが浮いてしまって枠に入らなかった。今日は抑えたシュートを打っていけと伝えていた」(谷純一監督)という一撃はGKの正面に終わったが、小川がファンブルを逃さず、ゴールネットに押し込んだ。先制点を機に攻撃のテンポが上がった神戸弘陵は、33分に相手エリア中央左寄りでFKを獲得する。フワリとゴール前に入れたボールのこぼれをMF安達敬祐が拾って、PA左を仕掛けたがDFがブロック。さらに素早く村山が奪い返し、ループシュートを狙ったが、わずかにゴールの上に逸れた。

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