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G大阪、宇佐美ラストゲーム飾れず…逆転、2度リードも名古屋とドロー

ゲキサカ / 2016年6月25日 21時1分

[6.25 J1第1S第17節 G大阪3-3名古屋 吹田S]

 ガンバ大阪はホームで名古屋グランパスと対戦し、3-3で引き分けた。アウクスブルクへの完全移籍が決まったFW宇佐美貴史のG大阪ラストゲームだったが、勝利で送り出すことは出来なかった。

 ともに優勝争いに絡むことなく第1ステージの最終節を迎えたが、G大阪は宇佐美のラストゲームとあって、絶対に勝ちたい一戦。名古屋のスタメンからFWシモビッチ、MF田口泰士の“飛車角”が外れていたことも追い風に感じた。

 しかし、降格圏間近でリーグ戦は7戦勝利のない名古屋があっさり先制に成功する。前半3分、FW永井謙佑が左サイドからクロスを上げると、飛び込んだMF矢田旭がつぶれる。エリア外にこぼれるが、FW川又堅碁が右足シュートをゴール左に蹴り込み、先制点を奪った。

 直後の前半4分にG大阪は目測を誤ったDF大武峻の背後からMF遠藤保仁がゴール前に顔を出す。GK楢崎正剛も外してシュートを狙うが、カバーに入ったDF竹内彬にかき出されてしまう。

 それでも宇佐美らが積極的にシュートを放つなど押し気味に試合を進めたG大阪は前半45分、右サイドからDF米倉恒貴がクロスを入れると、FWパトリックが落とす。これに詰めたMF阿部浩之が蹴り込み、前半のうちに試合を振り出しに戻す。

 さらにG大阪はエンドが変わった後半9分、左サイドでFKを獲得すると、宇佐美がボールをセット。ゴール前に蹴り入れると、ニアで競り勝ったDF金正也が頭で流し込み、一気に試合をひっくり返した。

 ただG大阪はこのリードを守り切ることが出来ない。後半22分、DF矢野貴章に右サイドからのクロスを許すと、川又に豪快なヘディングシュートを決められてしまう。引き立て役になりたくないという名古屋の意地も感じさせた。

 しかしこの試合はまだ終わらない。後半42分、ゴール前でFKを獲得すると、宇佐美がふわりとしたボールを蹴り入れる。名古屋のクリアに遭うが、中途半端にこぼれたボールをMF今野泰幸が蹴り込み、待望の勝ち越し点を奪った。

 だが名古屋は直後の後半43分、MF磯村亮太が上げたクロスに対し、右サイドから走り込んだ矢野が頭で合わせて、なんと同点弾が決まる。宇佐美のアシストが決まったラストゲームは壮絶な展開の末に、ドローで幕を閉じた。
●[J1]第1ステージ第17節 スコア速報

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