[プレミアリーグEAST]クラセン予選のリベンジ!大宮ユースが横浜FMユース破る!

[6.26 高円宮杯プレミアリーグEAST第6節 大宮ユース 2-1 横浜FMユース NACK]

　高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEASTは25日と26日に第6節を行った。NACK5スタジアム大宮で行われた9位・大宮アルディージャユース(埼玉)対8位・横浜F・マリノスユース(神奈川)戦は2-1で大宮が勝利。大宮は開幕3連敗の後、3戦無敗で7位としている。

　序盤から試合を優勢に進めたのは横浜FM。前半は機能していたプレスで大宮を押し込み、相手の背後を狙った攻撃を見せる。だが、40分に大宮が先制点を奪う。「相手DFがボールを持って後ろを向いていたので、チャンスかなと思って寄せたら、運よくボールを奪うことができたので、そのまま仕掛けてシュートを打ちました」というFW奥抜侃志がインターセプトから独走し、そのまま横浜FMゴールを破った。

　後半は一転、大宮が主導権を握る展開に。横浜FMの松橋力蔵監督は「大宮がボールを動かす中で、自分たちは前線でのプレスが機能しなくなり、チーム全体が下がり気味になってしまいました」と振り返る。相手を押し込んだ大宮は13分、FW山本剛嗣のクロスをDF笹原大が折り返すと、最後は山本が186cmの高さを活かした打点の高いヘッドで合わせて2-0とした。

　横浜FMも交代出場のMF椿直起を起点に反撃。42分に椿の折り返しをFW渡辺力樹が決めて1点差とする。さらに同点を目指して攻めた横浜FMだったが、大宮が守りぬき、競り勝った。

　大宮の大塚真司監督は「横浜F・マリノスとはクラブユース選手権の関東大会で3週間前に戦い、そのときは敗戦していました。今日は同じ相手に二度負けられないということで、しっかり準備してきました。準備してきたことをみんなが表現してくれた、良いゲームだったと思います」。6月4日の第40回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会関東大会の準々決勝で横浜FMに敗れていた大宮が雪辱勝利。約1か月半ぶりに再開したプレミアリーグを良い形で再スタートした。

[写真]後半13分、大宮は山本のゴールで2-0に▼関連リンク
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