積極補強!名古屋がC大阪MF扇原貴宏を完全移籍で獲得!!「成長したい」

　名古屋グランパスは1日、セレッソ大阪からMF扇原貴宏を完全移籍で獲得したことを発表した。

　同選手は1991年10月5日生まれ、大阪府出身の24歳。C大阪の下部組織で育ち、10年にトップチームに昇格。12年ロンドン五輪にも出場した。J1通さ102試合に出場して8得点。J2では37試合2得点を記録しているが、今季は4試合の出場にとどまっていた。

　C大阪を通じて「この決断に関しては、非常に悩みました。今年こそJ1に昇格したい、試合に出てチームに貢献したいという気持ちがとても強かった。ですが、チャレンジしたいという気持ちが強まり、この素晴らしい環境を離れることを決めました」と決断理由を説明した扇原。

「セレッソの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。J1昇格を目指している途中でチームを離れることはとても心苦しく思っています。僕自身セレッソのJ1昇格を誰よりも願い、応援しています。大好きなセレッソ大阪のトップチームでプレーすることは、小さい頃からの自分の夢でした。そんな思い入れの強いチームを離れる事になりますが、成長したいという気持ちで決断しました。これから一回りも大きくなった姿をサポーターの皆さんに届けられるように頑張ります」と決意を語った。

　また名古屋を通じてもコメントを発表。「セカンドステージでは、名古屋が1つでも上の順位へ上がれるよう、自分の力を出し切って頑張ります」と意気込みを語った。