[特別対談]世界に挑む者へ…中田浩二×植田直通「すべてをぶつけて帰ってくる」
ゲキサカ / 2016年7月20日 12時0分
鹿島アントラーズでチームメイトとしてプレーした中田浩二氏とDF植田直通。ルーキーイヤーから成長する後輩の姿を見てきた先輩は、手倉森ジャパンの守備の要に大きな期待を寄せ、先輩の姿を見て成長してきた後輩は、自らの力を世界に証明しようと燃えている。世界大会を経験した者から、この夏の世界大会に挑む者へ言葉を届ける――。
真面目だし吸収していた(中田)
試合に出続けて成長(植田)
――13年に植田選手が鹿島に加入してチームメイトとなりましたが、最初に出会ったときの印象を教えて下さい。
中田「このまんまでしたね(笑)。本当に大人しい感じでしたし、真っ直ぐな好青年という印象です。ナオ(植田)が在学していた大津高の監督が、帝京高の先輩ということもあって、ナオのことを頼まれていた部分もありました。だから、普通に話しかけていたし、世話を見るような形でしたよ。プレーヤーとしては、粗削りと言えばまだまだ粗削りでしたが、スピードもあって、ヘディングや1対1も強く、本当に能力が高いなというのは見てすぐに分かりました」
植田「僕も監督から『鹿島に入ったら浩二さんが面倒を見てくれるから、そんなに緊張することなく行ってこい』と言われていました。ピッチ外の部分だけでなく、プレー中も浩二さんがよく話しかけてくれたので、チームにもすんなり溶け込めたと思います。浩二さんの存在は大きかったですね」
――植田選手の目にプレーヤーとしての中田さんはどのように映っていましたか。
植田「どのポジションでもできるという印象が強かったです。僕なんかは高校のときに身体能力だけでプレーしてきていて、やっぱり浩二さんはすごい考えながらプレーしていたので、それは見ていて、すごく勉強になりました」
中田「真面目だし、いろんなものをすぐに吸収しようとしていたよね。あれから3年経ったけど、ナオの成長は本当に見て取れるよ。最初の頃は自分でも言っていたように身体能力が高いから、FWがいればそこに対して行くという感じで、ポジショニングとかはあまり気にしていなかったと思う。でも、試合を重ねて経験を積んでいき、自分の中でいろいろ考えることでポジショニングも向上していった。あとは、見てのとおりの口下手だけど(笑)、コミュニケーションの大事さを含めて、指示を出すようになってきたから、今まで以上にすごく頼もしく感じています。今年は先発で試合に出続けているし、手応えもあるんじゃない?」
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