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[特別対談]世界に挑む者へ…梶山陽平×中島翔哉「ボールを持ったら“違い”を見せる」

ゲキサカ / 2016年7月25日 12時0分

ドンドン仕掛けてほしい(梶山)
常にゴールに迫るプレーを見せる(中島)

――サッカー選手として4年に一度の世界大会をどういう位置付けとして考えていましたか。

梶山「僕は05年のワールドユースに出場したとき、世界との差を感じていました。そのワールドユースから数年が経ち、また世界を相手に戦える舞台に立てるということで、自分たちがどれだけ成長したのかを試したいと思って大会に臨みました」

中島「サッカー人生の中でも大きな大会の一つになるので、すごく楽しみです。責任も感じているし、覚悟もありますが、自分の力がどこまで世界に通用するのかを試すのも楽しみにしています」

梶山「世界を経験して通用する部分と通用しない部分があると感じたけれど、そういうものを発見できる大会でもあると思う。昔は結構ドリブルで仕掛けていたのに、世界相手では身体能力の差もあって通用しなかった。だから大会後にはパスや判断など通用したと思う部分に磨きをかけたし、そこで今の自分のプレースタイルが確立された気がします」

――中島選手はどういう部分を世界にアピールしたいですか。

中島「僕は攻撃の選手なので、ドリブル、パス、シュートすべてで目立つような選手になりたいと思っています。守備は今から一気にうまくならないと思うけれど、自分に与えられた役割を必死にこなし、攻撃でボールを持ったら必ず違いを見せられるようになりたい。ゴールやアシストなど得点に絡むプレーを期待されているので、常にゴールに迫るプレーを見せたいですね」

梶山「もちろん守備も頑張ってほしいけれど、翔哉には攻撃の部分で結果を残してくれることを誰もが期待していると思う。だから、思い切り自分らしさを出してきてほしい」

――大会を勝ち上がるためにも、初戦のナイジェリア戦が重要になると思います。

梶山「北京のときは初戦のアメリカ戦(●0-1)で敗れてしまい、勢いに乗れなかった部分があったし、2戦目のナイジェリア戦(●1-2)で絶対に勝たなければいけないというプレッシャーを感じてしまった。ロンドンのときにオーバーエイジで出場した徳永(悠平)選手(FC東京)は、初戦のスペイン戦の勝利(○1-0)でチームの雰囲気がすごく良くなり、一気に勢いに乗れたと話していたました」

中島「逆にロンドンでは初戦で日本に敗れたスペインが、グループリーグで敗退したように、初戦は本当に大事だと思います。最終予選では初戦の北朝鮮に苦しみながらも勝てた(○1-0)ことで、チームの雰囲気も良くなったし、自信を持って大会を進められました。本大会では実力が上のチームが多いので、初戦でナイジェリアに勝って、まずは勢いに乗りたい」

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