[国際ユースサッカーin新潟]「ここで優勝できないと追いつけない」ライバルの背中追うGK若原がPKストップなど好守連発!
ゲキサカ / 2016年7月17日 0時55分
[7.16 国際ユースサッカーin新潟第1節 U-17日本代表 2-0 U-17メキシコ代表 スポアイランド聖籠]
試合の流れがメキシコに傾いてもおかしくないシーンだった。0-0の後半11分、U-17日本代表はPAでのハンドでPKを献上。だが、メキシコの10番FWロベルト・デラローサの右足シュートをGK若原智哉(京都U-18)が右へ跳んでストップする。「ボク、きょう当たっていたので、予測もボク的にはいい感じでやれていたので、当たるかなと自信をもって飛びました」。相手の助走から右足を捻って振りぬいて来ると予測。読みを見事に当ててのビッグプレーだった。
立ち上がりからチャンスの数、シュートシーンも日本の方が多かった。だが、前半半ばからはメキシコが押しこむ展開に。相手にサイドを破られて決定機をつくられた日本はポストに救われるシーンもあった。その中で日本にとっては大きかったのが若原の存在。「初戦なんで厳しい戦いになるのは分かっていたので、後ろは辛抱強く守って、前が得点取ってくれるのを待つことを意識していました」という守護神は、前半42分に右サイドから中央まで切れ込んだMFハイロ・トーレスの決定的な左足シュートをゴール外へはじき出す。そしてPKを阻止し、味方がリードを奪った後にも至近距離からのシュートをストップして見せた。
今大会、若原は絶対優勝しなければならないという思いで大会に臨んでいる。それはライバルに追いつくため。U-17世代を代表するGK大迫敬介(広島ユース)は今回のメンバーには招集されず、2世代上のU-19日本代表候補合宿メンバーに選ばれた。今年、U-19日本代表候補合宿にも招集されている若原だが、同じ年の強力なライバルを意識していることを素直に認める。
「サコ(大迫)のことは自分でライバルだと思っている。今でもサコはU-19に選ばれて、自分は負けていると思っているんで、ここで優勝できないと追いつけないと思っている。本当に刺激になっています」。今回、最大のライバルが不在の国際ユースサッカーin新潟は自分が中心になってゴールを守る意気込みでいる。
持ち味は前へのロングフィードとシュートストップ。「自分の良さを出していかないとここには残っていけない。きょうはそれを出せたかなと思います」と微笑んだ守護神が、今後、再び味方にピンチが訪れても食い止めて日本を連覇へと導く。
(取材・文 吉田太郎)
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