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流通経済大FWジャーメイン良…スピード武器に“感覚”でのプレー、その一歩先へ

ゲキサカ / 2016年7月29日 8時30分

流通経済大FWジャーメイン良…スピード武器に“感覚”でのプレー、その一歩先へ

 感覚でのプレー、その一歩先へ。流通経済大のFWジャーメイン良(3年=流通経済大柏高)は武器であるスピードを最大限に活かし、さらなる成長を遂げようと日々トレーニングに励んでいる。

 今でこそ全日本大学選抜にも選出され、注目を集める快足FWだが、高校までは感覚でプレーすることが多く、そのスピードを活かしきることはできていなかった。しかし大学入学後、複数のポジションでプレーするなかで、感覚で走り抜くだけでなく、自分の武器をどう活かすか考えるようになった。それによりプレーの幅も広がった。加えて入学時は約71kgだった体重が約5kg増えるなどフィジカルも強化。それとともにスピードも増した。

 一回りスケールアップしたストライカーは、空いたスペースへ光のごとく抜け出し、鋭くゴールを狙っていく。スロースタートとなった今季、ジャーメインは後期リーグでの巻き返しを誓っている。

―関東大学リーグの前期11試合を3得点で終えました。この数字はどう感じていますか?
「物足りないですね。毎年前期リーグはあまり点が取れなくて、後期に盛り返せるので。とりあえずは二桁の半分は取れていればいいかなという感じで臨んでいました。その5点にもいかなかったので、物足りないです」

―優勝を目標に挙げるなか、今季は三度も降格圏の11位に沈むこともあり、前期リーグを折り返しては7位につけています。
「前期を終えて7位。1位の明治大とは勝ち点10差なので、中野監督も言っていたんですけど、後期リーグで全部の試合に勝てば、優勝はできると。ここからは自分たち次第だなと思っています」

―前期リーグを振り返って、自身の出来は?
「去年の後期リーグと比較すると、もっともっとやれると監督も思ったからこそ、『それで全日本大学選抜か』など結構厳しいことも言われていて……。ですが自分的にも全然物足りないし、スタッフを含めてチームからも“もっとやって欲しい”というのはあったと思います」

―全日本大学選抜へも選出されるなか、メンタルの変化が悪い方にいってしまった?
「自分的には勘違いしているようなつもりはないですけど、でもどこかでそういう自惚れのようなものがあったから、プレーの質が落ちたりとかの影響が出てしまったんじゃないかなとは思います」

―3月に行われた地域選抜対抗戦のデンソーカップチャレンジや、大学の日韓定期戦では、全日本大学選抜の一員として結果を出していました。好スタートかと思いきや……。
「本当にその通りで。チームとしても個人としても、もっと充実したいいシーズンになると思っていたんですけど。春先の3月頃の身体のキレとかに比べて、結構落ちてしまったなと。開幕前からの疲れも少しあるかもしれないです。それでも何よりも、全日本選抜などの少し高いレベルでやっていた練習とかをもっと自分がチームに持ち込めれば良かったなと感じています。それが出来なかったので、チームとしてもレベルアップしなかったし、自分もあまり良くなくなってしまったのかなと思っているので」

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