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12戦ぶり先発で燃えた横浜FM伊藤翔 決定機フイも意地の一発

ゲキサカ / 2016年8月28日 7時50分

[8.27 J1第2ステージ第10節 横浜FM 2-2 鹿島 日産]

 序盤からゴールへの意欲を示していた。前半10分、MF齋藤学が切れ味鋭いドリブルで相手守備陣を混乱に陥れると、浮き球のパスに横浜F・マリノスFW伊藤翔が反応。ダイレクトボレーで豪快に狙ったものの、ボールはクロスバーを直撃して先制のチャンスを逃した。

 好機を逸したチームは前半28分に鹿島アントラーズMF鈴木優磨にネットを揺らされて先制点を献上。しかし同45分、チャンスをフイにしていた伊藤が意地のゴールを突き刺す。左サイドでボールを受けた齋藤が「思い切り曲がれば自分のゴールだし、曲がらなかったら誰かいると思っていた」とシュート性のクロスをゴール前に送ると、背番号16が右足で合わせて同点となるゴールを奪う。第2ステージ3点目。12試合ぶりの先発出場に、ゴールという最高の結果で応えた。

 前節のFC東京戦で第2ステージ初黒星を喫していただけに、「連敗だけは絶対にしてはいけない。そこだけはみんな意識して、気持ちを出してやっていた」。さらに相手は13年8月からリーグ戦6連敗中の“鬼門”であり、第1ステージ覇者。「相手が鹿島で気合いが入っていた。ウチにはやればできるメンツがそろっている。気持ち的には常にアグレッシブな気持ちで戦えた」。

 連敗は免れた。さらに常勝軍団を相手に、自身もチームもタフな一戦を繰り広げた充実感もある。しかし、後半は齋藤のゴールで一時は勝ち越しただけに、「最後に失点してしまったのはもったいない」と引き分けに終わった試合に悔しさをにじませた。

(取材・文 佐藤亜希子)●[J1]第2ステージ第10節2日目 スコア速報

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