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[プレミアリーグEAST]横浜FMは今季最多5ゴール快勝も不満の内容、「もっと相手を見ながらプレーしないと」

ゲキサカ / 2016年8月29日 19時30分

[プレミアリーグEAST]横浜FMは今季最多5ゴール快勝も不満の内容、「もっと相手を見ながらプレーしないと」

[8.28 高円宮杯プレミアリーグEAST第10節 横浜FMユース 5-1 柏U-18 日産フィールド小机]

 28日、高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグEAST第10節で横浜F・マリノスユース(神奈川)と柏レイソルU-18(千葉)が対戦。横浜FMが5-1で快勝して5位へ順位を上げた。

 今季最多5得点での快勝にも松橋力蔵監督は「勝ちましたが、内容には満足していません。もっと相手を見ながらプレーしないといけないと感じました」と厳しかった。結果が出た一方で課題の残った試合。チームから出てきたのは快勝した喜びの声よりも厳しいコメントばかりだった。

 GK原田岳が「僕らの理想は相手より動いて、圧倒するサッカー。前半はシーズン後半戦最初の試合ということもあって全体的に硬く、スロースタートになってしまいました」と振り返ったように、前半の横浜FMは動きが硬く、相手より動く部分を欠いた。それでも横浜FMは前半18分に右CKを中央でMF吉尾海夏がつなぎ、最後はDF板倉洸が押し込んで先制。だが、35分に同点に追いつかれてしまう。柏はU-17日本代表DF中川創のロングパスで抜け出したMF大谷京平が左足で決めて1-1とした。

 後半は横浜FMの勢いが上回る。横浜FMは14分、MF山田康太の左クロスをFW渡辺力樹が頭で合わせて勝ち越し。18分には渡辺のアシストから山田が決めて3-1と突き放す。その後もDF藤田一途と交代出場のU-17日本代表MF椿直起のゴールで突き放した横浜FMが5-1で快勝した。

 柏の永井俊太監督は「われわれの弱い一面が出た試合でした。思いどおりにポゼッションすることができず、攻撃にテンポが生まれないまま、試合終盤まで悪い流れを引きずってしまいました」と語り、MF中村陸は「この敗戦を忘れず、いまから次の試合に向けてしっかりと準備したいと思います」と誓った。

 一方、横浜FMも快勝したという緩みは見られない。松橋監督は「高校生は『大人のサッカー』をすべき時期に入っています。選手たちには、正しい判断を下すためにピッチ上の状況を読み、そこから最善のプレーを選んでほしいと思います。自分の殻を破ることが大事になります」。状況判断の部分など、課題も残った白星。原田は「ハーフタイムに松橋監督の喝を受けて、ようやくエンジンがかかりました。自分たちで集中するスイッチを入れられないことがチームの課題で、これは僕の責任でもあると思います。GKとして、もっと後ろから声を出そうと思います」。課題をもって取り組み、次は内容の伴った白星を目指す。

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