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MF川戸2発にMF高井が逆転V弾、日体大が慶大に競り勝つ好ゲーム

ゲキサカ / 2016年9月12日 12時45分

MF川戸2発にMF高井が逆転V弾、日体大が慶大に競り勝つ好ゲーム

[9.12 関東大学リーグ1部第12節 慶應義塾大2-3日本体育大 保土ヶ谷]

 第90回関東大学サッカーリーグ戦1部の後期リーグが11日に開幕し、第12節が各地で行われた。神奈川県・保土ヶ谷公園サッカー場の第2試合では8位の日本体育大が5位の慶應義塾大に3-2の逆転勝利を収め、3位・筑波大と勝ち点3差の6位へ順位を上げた。慶應義塾大は変わらず5位につけている。

 この日の慶應義塾大は、愛媛FCを退団後に復学していたMF近藤貫太(3年=愛媛)が2列目右サイドへ入り、今季初先発。来季の千葉入団内定DF溝渕雄志(4年=流通経済大付柏高)が不在の右SBにはMF手塚朋克(3年=静岡学園高)が入った。また名古屋内定MF宮地元貴(4年=東京Vユース)はボランチで先発した。

 対する日本体育大は左膝の負傷で8月の総理大臣杯を欠場していたMF高井和馬(4年=千葉SCユース)が実践復帰。横浜FM内定のDF高野遼(4年=横浜FMユース)が左SB、CBでは全日本大学選抜DFンドカ・ボニフェイス(3年=浦和東高)が先発した。

 試合は開始10分に動く。右サイドで受けた近藤がFW渡辺夏彦(3年=國學院久我山高)とのワンツーから抜け出し、相手GKとの1対1から逆サイドへ折り返す。フリーで受けたMF松木駿之介(2年=青森山田高)が冷静に右足シュートを決め、慶應義塾大が先制に成功した。

 試合を通じて近藤と抜群の連携をみせ、可能性を示した渡辺。先制点の起点となった場面については「夏に初めて貫ちゃん(近藤)とやってから、“これはフィーリング合うな”と思った。夏もコンビネーションから崩せたシーンもあって。今日もあの場面はたまたまではなく、それが顕著に出たシーンだったかなと思います」と手応えを語る。

 しかしリードしたのもつかの間、前半16分には日本体育大が追いついた。高野からのパスを左サイドで受けたMF関戸裕希(2年=前橋育英高)がアーリークロス。ゴール正面で待ち構えていたMF川戸大樹(4年=神戸U-18)がヘディングシュートを流し込んだ。

「関戸がボールを持った瞬間。あいつのキック精度は高いので、タイミングよく抜け出せば、ボールが来るかなと思って。中へ入ったら、しっかりボールが来たので合わせるだけでした」

 その後、追いつかれた慶應義塾大は右サイドの近藤を起点にチャンスをつくる。前半17分、攻撃参加した手塚のシュートはGK長谷川洸(3年=東京Vユース)に止められ、同27分には遠目の位置から近藤がFK。右へ開いた手塚へつなぎ、最後はゴール前へ詰めていたDF豊川功治(4年=千葉U-18)が狙うも枠を外れた。一方の日本体育大は守備を固める慶應義塾大を崩すことができず、耐える時間が続いた。

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