[プレミアリーグWEST]大分U-18からの白星逃すも、首位・広島ユースは0-2から追いつき前向きドロー
ゲキサカ / 2016年9月12日 21時28分
[9.11 高円宮杯プレミアリーグWEST第12節 大分U-18 2-2 広島ユース 大分スポーツ公園 県協会グラウンド(人工芝)]
高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグWESTは10日と11日、第12節を行った。首位のサンフレッチェ広島ユース(広島)は大分トリニータU-18(大分)と対戦。大分が2点を先取したが、広島が追いつき、2-2で引き分けた。
序盤の広島の攻勢を凌いだ大分は、徐々に縦パスが前線に入る回数が増加。セットプレーなどから先制点を狙う。そして41分、DF中畑雄太がPKをゴール左隅に決めてリードを奪った。大分は直後の43分にも素早い攻撃でボールをつなぎ、最後はDF村井義己が追加点。中村有監督が「我慢するところと奪いにいくところのメリハリができ、攻撃時もPA内に進入して、フィニッシュの一つ前のプレーまで持ち込んでいたことが、PKや得点のシーンにつながったのかなと思います」と振り返る内容で前半を2-0で折り返した。
広島にとっては苦しい展開。だが、後半4分にMF満田誠が追撃ゴールを決めると、さらに6分にも後半開始から投入されたFW三原大幸が決めて2-2の同点に追いついた。一気に勝ち越しを狙った広島は三原のヘディングシュートなどで攻め続ける。勝ち越すことはできなかったが、DFイヨハ理ヘンリー主将が「監督の『リードされるのもいい経験だ。しっかり取り返せばいい』という言葉を受け、後半の最初に2点を奪ったことは収穫だと思います」と語り、沢田謙太郎監督も「FWがきちんと連動すれば攻撃は必ず機能するとあらためて確認できました。後半、冷静にプレーした上で2点を取ったのは大きかったです」とコメントしたように、前向きな勝ち点1獲得となった。
一方の大分にとっても首位相手に貴重なドロー。中畑は「首位チームを相手に同点という結果は、みんなの自信になると思います。ここからどんどん勝っていきたいです」と現在の最下位からの巻き返しを誓っていた。
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