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東京Vが先制も、後半42分に途中出場FW吉田眞紀人のゴールで千葉が追いつき、ドロー

ゲキサカ / 2016年9月25日 18時5分

[9.25 J2第33節 東京V1-1千葉 味スタ]

 J2の第33節が25日に各地で行われた。15位の東京ヴェルディはホームで10位のジェフユナイテッド千葉と対戦し、1-1で引き分けた。前半24分にMF高木善朗の右CKからFWドウグラス・ヴィエイラのボレーで先制するが、後半42分に千葉が途中出場したFW吉田眞紀人の得点で追いつき、引き分けた。東京Vはまたも今季初連勝はお預け。千葉は2戦連続のドローとなっている。

 天皇杯3回戦・横浜FM戦(0-4)から中2日、東京VはMF中後雅喜が累積警告による出場停止。MF井上潮音がリーグ戦では11戦ぶりに先発し、リーグ2戦ぶり先発となるMF船山祐二とダブルボランチを組んだ。またMF澤井直人は出場停止だったC大阪戦以来、13戦ぶりにベンチ入りを外れた。

 対する千葉は前節・山口戦(1-0)から一人を変更。MF北爪健吾がベンチスタートとなり、MF井出遥也が4戦ぶりに先発した。なお、2トップの一角に入ったMF船山貴之にとって、東京Vに所属する兄・祐二とともにピッチへ立つのは、約3年1か月ぶり。貴之が松本、祐二が福岡に所属していた2013年10月27日以来の“競演”が実現した。

 立ち上がりは互いにミスも目立ち、シュートのないまま時間は進む。流れを変えたのは東京Vのファーストシュート。前半16分、MF二川孝広のパスを受けたMF高木善朗がPA左から中央へ流れ、折り返す。ゴール正面でFWドウグラス・ヴィエイラがキープし、はたく。PA右で受けたアランのシュートはDF比嘉祐介に当たるが、自らこぼれを拾ってシュート。これはGK佐藤優也に阻まれた。

 ネットは揺らせなかったが、このワンプレーでリズムをつかんだ東京Vは、立て続けにチャンスを演出。前半19分にはドリブルで持ち込んだ二川がPA手前左から自らシュート。枠を外れる。同20分にはDF安在和樹の左クロスにMFアラン・ピニェイロが飛び込むも比嘉にクリアされた。ここで得た右CK、高木善の入れたボールは佐藤に弾かれる。同21分にはまたもセットプレー。高木善の左CKはニアサイドのDFにクリアされた。

 徐々に押し込むと前半24分、ついに試合は動く。二川のパスを受けた井上が左から中央へ切れ込み、ふわりとしたボールを送る。ニアのドウグラス、ファーのアランにも合わなかったがDFに当たり、ラインを割った。

 ここで獲得した右CK。高木善の入れたボールからゴール正面で待ち構えていたアランがDF丹羽竜平を背負いながら、豪快なボレーを叩き込んだ。東京Vが1-0と先制に成功する。

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