長谷部誠が語る、勝つために必要な厳しさは…「ピッチの外から始まっている」
ゲキサカ / 2016年10月21日 16時0分
日本代表として100試合に出場し、いまなお中心選手として欠かせない長谷部誠(フランクフルト)。華々しいサッカー人生の中で、高校選手権への出場は“叶わぬ夢”となっている。その夢の舞台を目指してトレーニングをしているゲキサカ読者だけに向けて、日本代表のキャプテンがアドバイスを送る!
誘惑に負けない
強い自分に
――間もなく全国で高校選手権予選が始まります。長谷部選手にとって高校選手権とはどういった存在ですか?
「子どもの頃からテレビで見ていましたし、憧れていた場所でしたが、残念ながら高校3年間で出場することは叶いませんでした。選手権は日本代表として戦っているいまでも、プレーしたいと思う舞台です」
――選手権には出場されませんでしたが、藤枝東高から浦和レッズへ入団します。ステージが上がってどんなことを意識されましたか?
「プロになるということはサッカーが仕事になるということ。自由な時間ももちろんありますけど、その自由の裏側には責任が伴います。いろいろな誘惑もある中で、それに負けない強い自分をいかに持てるか。それがプロになったときのテーマでした。若いときにはお酒を飲みに行ったりとか、誘惑に負けたこともありましたが、早い段階でそれではいけないと気付いたので(笑)。自分と向き合って、困難を克服して行く。1人の人間として成長していく上でも重要なことだと思います」
――1人の人間として、学生時代に経験したことは大きいですか?
「大きいと思います。中学も、高校も、自由な校風だったんですけど、サッカー部はピッチの外でも厳しかった。挨拶をしっかりするとか、先輩後輩の上下関係を厳しくするとか、ピッチの外で学んだことは社会に出た現在、大きかったと実感しています。改めて当時の監督やコーチに感謝しています」
サッカーは
ピッチの外から始まる
――アルペン×プーマのキャンペーン「BEAT THE BEST」では、というキャンペーンを展開しています。これは「ライバルを超えろ」「己を超えろ」「強敵をたたけ」という目的のために日々のトレーニングをしていく高校生を応援しています。もし、いま高校時代の自分にアドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをしますか?
「時々ですけど、監督が見ていないところでサボっていた自分もいたので(笑)、『しっかりやれ!』と言いたいですね。あと、仲間を信頼する力が、当時の自分にはまだなくて。仲間に対して厳しいことを要求していました。もちろん、そういった部分も必要ではあるのですが、『もっと仲間を信頼しろ!』ということは伝えたいです」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
高井幸大から助言受け…「代表で一緒にやりたい」 名門・帝京へ転入、高1で下した覚悟の退団
FOOTBALL ZONE / 2024年9月9日 7時1分
-
日本vs中国 試合前日の森保一監督、MF遠藤航会見要旨
ゲキサカ / 2024年9月4日 23時22分
-
「とにかく一戦必勝」最終予選初戦の中国代表戦へ意気込みを語る遠藤航、3年前の敗戦から成長したところは「個の能力」
超ワールドサッカー / 2024年9月4日 17時55分
-
「慎重に入りすぎないことが大事」アジア最終予選の初戦で連敗中の日本代表、上田綺世が考える大きな敵は「湿度」…バーレーンも難所に
超ワールドサッカー / 2024年9月2日 23時5分
-
「経験を後輩たちに」盟友・長谷部誠コーチと再会の長友佑都、ともに日本代表を先導…初招集の望月ヘンリー海輝とは「心を繋いだ」
超ワールドサッカー / 2024年9月2日 20時35分
ランキング
-
1巨人・阿部監督男泣き「最高でーーーーーーーす!!!」 球団創設90周年メモリアルV「ホッとしてます」
スポニチアネックス / 2024年9月28日 22時2分
-
2大谷翔平の“胃袋伝説”「高校時代のノルマは“ご飯どんぶり13杯”」「ラーメン店でラーメン食べず」「WBCでは“ゆでたまご16個”」
NEWSポストセブン / 2024年9月28日 16時15分
-
3巨人4年ぶりV!大混セ制して阿部監督就任1年目で歓喜のセプテンバー マツダで11年ぶり勝ち越し
スポニチアネックス / 2024年9月28日 21時24分
-
4大谷翔平、日本人初のトリプルスリー“当確” 衝撃4安打で打率.309…逆転3冠王の可能性も
Full-Count / 2024年9月28日 12時10分
-
5大谷の50号ボール…日本人社長が1.5億円入札「マジかよ」 まさかの報告にSNSで驚きの声
Full-Count / 2024年9月28日 21時16分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください