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鹿島は創設25周年の記念日に屈辱…大宮がMF横谷のGK泣かせの2発などで3-1快勝

ゲキサカ / 2016年10月1日 16時18分

[10.1 J1第2ステージ第14節 鹿島1-3大宮 カシマ]

 大宮アルディージャが敵地で鹿島アントラーズを3-1で圧倒し、8試合負けなし(5勝3分)とした。敗れた鹿島は連勝が2で止まり、3試合ぶりの黒星となった。

 試合当日にクラブ創設25周年の記念日を迎えた鹿島。それとともにホームタウンデイズ「鹿嶋の日」も開催し、鹿嶋市内の全小中学校の児童・生徒を招待して全校応援が実施され、大きなバックアップを受けて臨んだ。

 鹿島は大宮の攻撃を封じつつ素早いカウンターやセットプレーでゴールに迫っていたが、不運な形で先制を許してしまった。前半13分、右クロスに飛び込んだMF江坂任がPA内中央でGK曽ヶ端準と激しく交錯して転倒する。

 江坂は起き上がれなくなっていたが、大宮は拾ったボールをつないで攻撃を続行。PA手前中央のMF大山啓輔がFWドラガン・ムルジャの落としに反応して左足を振り抜くと、シュート性のボールがPA内やや右のDF奥井諒につながる。

 鹿島はPA内で倒れ込む江坂に気を取られて集中力を欠いたのか、奥井へのマークが甘くなっており、奥井は素早い反転からゴール左に突き刺さる強烈な右足シュートで先制点を奪った。

 さらに大宮は前半39分、MF泉澤仁がMF小笠原満男に倒され、ゴール正面の絶好の位置でFKを獲得。小笠原は両手を広げて抗議したが、もちろん判定は覆らず。このファウルで小笠原にはイエローカードが提示された。

 追加点のチャンスで、セットされたボールの前に立ったのはMF横谷繁。前半41分、横谷が力みのない右足のスイングでボールをとらえると、壁を越えたボールがゴール左隅へ。GK曽ヶ端もお手上げの完璧な直接FKでリードを2点に広げ、ハーフタイムを迎えた。

 鹿島は後半開始からFW赤崎秀平に代えてMF鈴木優磨を投入。FW金崎夢生、鈴木が積極的にゴール前に飛び出し、攻撃のペースを握った。

 しかし、次の1点を奪ったのも大宮だった。後半14分、PA内のFW家長昭博のバックパスに、前半の直接FKと似たような位置で横谷が反応。コンパクトな右足の振りから、目の覚めるようなシュートがゴール右に決まる。GK曽ヶ端は一歩も動けず、鹿島サポーターの大声援も一瞬沈黙に変わった。

 それでも鹿島は直後の後半16分に1点を返す。小笠原からの浮き球のスルーパスにDF伊東幸敏が走り込み、PA内右からクロス。ゴール前に金崎が勢いよく飛び込むと、複数のDFともつれながらもボールがラインを割り、記録はオウンゴールとなった。

 息を吹き返した鹿島がさらに攻勢を仕掛け、逃げ切りたい大宮も負けじとタイトな守備で応戦。より球際の激しさが増し、ファウルが飛び交う展開となった。

 後半34分には横谷が右サイドのゴールライン際から右足で折り返し、PA内中央の家長が右足で華麗なジャンピングボレー。しかし、GK曽ヶ端にセーブされ、追加点には至らず。鹿島も後半アディショナルタイム、日本代表に初選出されたMF永木亮太がPA手前左のFKから直接狙うも、わずかにゴール右外へ。そのままスコアは動くことなく、大宮が3-1で逃げ切った。
●[J1]第2ステージ第14節 スコア速報

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