FC東京MF中島翔哉、意地の一発も…「浦和との力の差を感じた」
ゲキサカ / 2016年10月9日 19時26分
[10.9 ルヴァン杯準決勝第2戦 浦和3-1FC東京 埼玉]
6日にホームで行われた準決勝第1戦で1-2の敗戦を喫していたFC東京は、後半8分までに浦和に3点をリードされてしまう。逆転での決勝進出のためには、5点が必要と絶望的な状況となったが、後半36分にMF中島翔哉が意地の一発を沈めた。
5点を奪わなければ逆転できない状況。しかし、諦めることは当然なかった。「何が起こるか分からないのがサッカー。可能性がある限り、試合が終わるまでゴールに向かおうと思っていた」と中島は振り返る。左サイドハーフのポジションに入って、前半3分にファーストシュートを放っていたが、その後は浦和の守備に苦しんでPA内まで進入する回数は限られていた。
しかし、3点にリードを広げられた直後の後半9分、MF河野広貴のパスを受けてPA内まで持ち込むと、左足でシュートを放つ。惜しくも距離を詰めたGK大谷幸輝に阻まれたものの、中島のゴールへの意欲は高まっていく。「広貴くんから良いパスが来て外してしまったので、これは決めないといけないと思った」と振り返ったのは、後半36分の得点場面だった。
左サイドからMF東慶悟が送ったグラウンダーのクロスに対し、「なるべく前でパスをもらうことを意識していた」中島がいち早く反応。右足で合わせたボールはネットを揺らし、意地のゴールを記録。しかし、2試合合計2-5で敗れて、チームは決勝進出を逃した。浦和のシュート数21本に対し、FC東京は9本。それ以上に内容で圧倒されたことで、「力が足りなかった。浦和は強いチームだと分かっていたけど、力の差、レベルの差を感じた」と悔しさを滲ませた。
リオデジャネイロ五輪以降、FC東京で出場機会を増やし、結果も残しているが満足することはない。「試合には出させてもらっているので、毎試合1点だけでなく、2点、3点と取れるだけ取りたい。自分のスピードの部分やクオリティーにも満足していないので、試合で良いパフォーマンスが出せるように、しっかり練習したい」。悔しさを成長へとつなげたい。
(取材・文 折戸岳彦)●ルヴァン杯2016特設ページ
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
浦和、中島翔哉が6年ぶりJ1弾「来季は最初からどんどん活躍」 今季リーグ6戦1得点
スポーツ報知 / 2023年12月4日 2時45分
-
浦和が武漢を撃破、ACLグループ突破に望みをつなぐ勝利! 2選手が負傷交代も…引退表明カンテが終了間際に決勝弾
ゲキサカ / 2023年11月29日 23時43分
-
東京Vが16年ぶりJ1まであと一勝! 中原&森田の2発を守り切り、千葉との“オリ10”対決を制す…PO決勝で清水と決戦
ゲキサカ / 2023年11月26日 17時0分
-
福岡MF紺野和也が2ゴール!! ルヴァン決勝に続く大活躍でまたも浦和を撃破
ゲキサカ / 2023年11月25日 16時1分
-
神戸が上位争いを制す! 次節にもJ1初優勝決定の可能性…浦和から後半AT同点被弾も、大迫が終了間際の決勝弾
ゲキサカ / 2023年11月12日 17時11分
ランキング
-
1FA大谷翔平が搭乗と噂のジェット機にいた人物が別人と判明 カナダ記者「実業家だった」
THE ANSWER / 2023年12月9日 8時13分
-
2楽天・塩見が現役引退を発表 10年ドラフト1位で通算46勝
スポニチアネックス / 2023年12月9日 12時42分
-
3川崎主将MF橘田健人は涙「クラブとして大きなタイトル」 昨年は無冠、今季リーグは8位で「苦しい時期もあった」
FOOTBALL ZONE / 2023年12月9日 17時34分
-
4ロシア勢の五輪参加容認 IOC、個人の中立選手で
共同通信 / 2023年12月9日 8時56分
-
5【GPファイナル】坂本花織が涙の初制覇!「ライバルは過去の自分。打ち勝てた」 吉田陽菜が表彰台
スポニチアネックス / 2023年12月9日 21時8分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
