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[選手権予選]東海大高輪台は夏冬連続全国ならず、「我慢強く」チーム作り上げて目標とする舞台へ:東京B

ゲキサカ / 2016年10月17日 17時52分

試合後、東海大高輪台高イレブンはピッチに崩れ落ちた

[10.15 全国高校選手権東京都Bブロック予選準々決勝 帝京高 1-0 東海大高輪台高 清瀬内山運動公園サッカー場]

 東海大高輪台高は今夏、09年以来となる全国高校総体出場。そしてこの秋に選手権初出場を目指したが、その目標は準々決勝で潰えた。川島純一監督は「一番やれなかったゲームでしたね」と第一声。CB佐々木駿(3年)とCB木下勇樹(3年)を中心とした堅守と高い個人戦術をベースに全員が攻撃にかかわるスタイルのサッカーで夏は東京2位に食い込んだが、選手権の壁は厚かった。

 全国総体で中盤の柱であるMF武川剣進(3年)が負傷。主軸は不在だったが、指揮官が「元々チームつくる時から誰かが抜けるのは当たり前と思っていた」というチームはその穴を全員で埋めて選手権に挑戦してきた。

 だが、この日はなかなか攻撃が落ち着かず。後方でボールを持てるようになった後半こそ、いい形でチャンスをつくったが、フィニッシュに行くまでに連係ミスや個人のミスが出て攻めきれないシーンが多かった。劣勢が予想された中盤の競り合い、攻防戦でMF袖山翼主将(3年)が健闘するなど失点は1点のみ。今年は何度も終盤の勝負強さを発揮してきただけに、0-1出迎えた試合終盤に同点、逆転の期待も膨らんだが、38分に10番MF武井成豪(3年)の放った一撃が枠を外れるなど1点が遠かった。

 川島監督は「紙一重ですね。インターハイはこれでウチが勝っていた」。夏は2度の1点差、2度のPK戦などを勝ち抜いて全国切符を獲得した。だが、選手権では1点差に泣いて敗戦。昨年から主力の多くが残り、激戦区・東京で存在感を発揮したチームでも選手権では全国に手が届かなかった。後輩たちはまた時間をかけて、「我慢強く」(川島監督)チームを作り、東海大高輪台のスタイル、自分たちの力をより表現できるチームとなって選手権全国出場を果たす。

(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
【特設】高校選手権2016

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