[関東]混沌とする残留争い…下位7チームが勝ち点4差、順大が明大の連勝を止める!!
ゲキサカ / 2016年10月24日 11時59分
第90回関東大学リーグ1部
第90回関東大学リーグ1部の第19節が22、23日に各地で行われた。前節で優勝を決めた明治大だったが、順天堂大に1-2で敗れ、連勝は11でストップ。勝利した順天堂大は総理大臣杯決勝で敗れた雪辱を果たし、4連勝。今季最高タイの4位まで順位を上げた。なお、依然として残留争いは混沌としている状況だ。
総理大臣杯優勝チームとして、全日本大学選手権(インカレ)出場を決めている明治大がリーグ優勝を遂げたため、関東では6位までがインカレへストレートイン。7位がインカレプレーオフ出場権を手にする。しかし、今節で決まったのは筑波大、日本体育大の1部残留のみ。大混戦ゆえに、その他は最終節までもつれ込む可能性が高そうだ。
3位の筑波大は桐蔭横浜大とスコアレスドロー。2戦勝ちなし(1分1敗)としたが、2位の日本体育大が駒澤大に1-3で敗れたため、勝ち点1を上乗せすると2位へ順位を上げた。今節で敗れた日本体育大は3位へ後退も、2部昇格組ながら早々と1部残留を決めた。
なお、上位を相手に勝ち点1を手にした桐蔭横浜大は、残留ラインの10位に踏みとどまった。3戦ぶりの白星獲得となった駒澤大は、降格圏の11位と勝ち点4差を開くことに成功。9位から8位へ順位を上げている。
明治大の連勝を11で止めたのは順天堂大だ。今夏の総理大臣杯決勝では0-1で敗れていたものの、リベンジを果たした。前半5分にFW佐野翼(4年=清水商高)の突破からFW旗手怜央(1年=静岡学園高)がゴールネットを揺らし、先制。後半12分にはMF杉田真彦(3年=静岡西高)が追加点を挙げた。後半39分に1点を返されたが、そのまま逃げ切って2-1で勝利。4連勝を飾って、5位から4位へ順位を上げた。
敗れた明治大は優勝を決めた前節・慶應義塾大戦から先発を5名変更。DF小出悠太(4年=市立船橋高)やDF河面旺成(4年=作陽高)らはベンチスタートとなった。2点を先取された後半39分に途中出場だったFW岩田拓也(4年=FC東京U-18)が意地のヘディング弾を決めるも、後は続かず。リーグ戦では4月16日の流通経済大戦(0-1)以来となる黒星を喫した。
熱戦を繰り広げたのは法政大と慶應義塾大。法政大が前半25分にMF川崎雅哉(3年=静岡学園高)の得点で先制し、後半18分にはMF紺野和也(1年=武南高)の得点で2-0に突き放す。しかし同26分にDF山田将之(4年=青森山田高)が二度目の警告を受けて退場すると流れは一変。
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