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[Jユースカップ]紙一重の勝負で見せた強さ、前回王者・浦和ユースが鳥栖U-18に逆転勝ち!!

ゲキサカ / 2016年10月24日 12時27分

後半35分、浦和レッズユースはU-19日本代表の2年生CB橋岡大樹(40番)が決勝ゴール

[10.23 Jユースカップ2回戦 浦和ユース 3-2 鳥栖U-18 RL]

 2016Jユースカップ 第24回Jリーグユース選手権大会は23日、2回戦2日目を行い、昨年優勝の浦和レッズユースはサガン鳥栖U-18と対戦。先制後に一度逆転された浦和だったが、MF井澤春輝(2年)のこの日2点目となるゴールと、U-19日本代表CB橋岡大樹(2年)のゴールによって3-2で逆転勝ちした。浦和は10月30日の3回戦でG大阪ユースと対戦する。
 
 鳥栖の金明輝監督は「最後身体張ったり。あそこで守る、守らんはレッズの子たちの方が一枚も二枚も上ですね」と無念の表情を見せていた。紙一重の勝負となった熱戦は今年のプリンスリーグ関東で現在14戦連続不敗、9勝中6勝が1点差勝利という浦和が勝負強さを見せつけて逆転勝ち。浦和の大槻毅監督は試合が進むにつれてチーム内で改善したり、交代選手の力などで高めていった試合について「前半よりも前半の最後、前半の最後よりも後半、そして終盤(で良くしよう)というのが、見え隠れしたのは良かった」と頬を緩めていた。

 立ち上がりからともにU-19日本代表の鳥栖FW田川亨介(3年、トップチーム昇格内定)と浦和CB橋岡が壮絶なマッチアップ。浦和が後方から攻撃を組み立て、FW川上エドオジョン智慧(3年)やMFシマブクカズヨシ(2年)の仕掛けなどサイドからチャンスを作ろうとすれば、鳥栖はロングボールのセカンドボールを拾い、相手の背後を突く攻撃を見せる。5分には田川が鋭く抜け出し、16分には存在感光ったMF石川啓人主将(3年、トップチーム昇格内定)のミドルシュートがゴール右上隅を捉える。
 
 互いのハードワーク、守備意識の高さに加えて浦和GK山田晃士(3年)の好守や空中戦の強さ際立つ橋岡、鳥栖のU-17日本代表CB藤松航矢(2年)のヘッド、カバーリングなど個も発揮されていた戦いは先に浦和ベンチが動く。29分、FW時里元樹(3年)に代えてU-17日本代表FW井澤春輝(2年)を投入。「(井澤)春輝がスタメンでもおかしくないし、時里が悪かった訳でもない。僕が戦略的にそうやっただけ」と大槻監督は説明していたが、今やAチームのメンバー誰が出ても遜色なくやれるのは浦和の強み。33分にはMF松高遼(3年)を起点に橋岡がサイドへ展開すると、右SB関慎之介(3年)が切り返して上げたクロスを投入されたばかりの井澤が頭で合わせて先制点を奪った。

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