[選手権予選]群馬決勝カードは伝統の"群馬クラシコ”、前橋商vs前橋育英に

前橋商高対新島学園高戦。前橋商はCB風間朝陽を中心とした堅守で完封勝利

　第95回全国高校サッカー選手権群馬県予選は30日、準決勝を行い、前橋商高と前橋育英高が決勝へ進出した。

　今夏の全国高校総体16強の前橋商は新島学園高と対戦。前線からアグレッシブなディフェンスを見せる新島学園の前に前橋商はなかなかチャンスの数を増やすことができず、後半27分には新島学園FW勅使河原滉介にクロスバー直撃の左足シュートを放たれるなど苦しんだ。それでも前橋商はCB風間朝陽を中心とした守りによって無失点で試合を進めると、後半終了直前の39分、右SB木村海斗主将の右クロスをPAで受けた10番MF金枝晃平が右足シュートを決めて1-0で勝った。

　3連覇を狙う前橋育英は延長戦の末に高崎経済大附高を2-1で振り切った。前橋育英は0-0の後半2分、交代出場のFW高沢颯が右足シュートを決めて先制。だが7分、高崎経済大附は右CKからMF中嶋佳生が頭で決めて同点に追いつく。試合は1-1のまま延長戦に突入。その前半6分、前橋育英は中盤でボールを拾ったMF長澤昂輝が豪快な右足ミドルをゴールヘ突き刺して決着をつけた。

　11月6日に開催される決勝カードは伝統の"群馬クラシコ"に。前橋商が勝てば12年ぶり12回目、前橋育英が勝てば3年連続20回目の全国大会出場となる。

【群馬】
[準決勝](10月30日)
前橋商高 1-0 新島学園高
高崎経済大附高 1-2(延長)前橋育英高

[決勝](11月6日)
前橋商高 - 前橋育英高▼関連リンク
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