[選手権予選]今年は先導役として全国へ、新潟明訓のエースMF関口主将「もっとチームを勝たせるプレーを」
ゲキサカ / 2016年11月8日 19時17分
[11.6 全国高校選手権新潟県予選準決勝 新潟西高 0-1 新潟明訓高 新発田市五十公野公園陸上競技場]
1年時には新潟県選抜のエース、主将として国体少年男子の部で新潟県初の4強入りに貢献。昨年は16年ぶりに全国高校選手権に出場した新潟明訓高の全国初戦で先制ゴールをマークして勝利へ導いた。そして今年、新潟明訓のMF関口正大主将(3年)は役割の増えた中でチームを牽引し続けている。
サイドからの仕掛け、シュートが特長。今年のチームでは希少な個で相手の守りを破ることができる存在だが、この日はやや内側に絞ってプレーする中で献身的な守備を見せ、攻守のバランスを取り、配球役として後方からチームを支えていた。だが、個性を発揮することも忘れていない。ゴールには繋がらなかったが、前後半ともに、鋭いドリブルで中央から攻め上がってPAまで突破。「去年は真ん中でボールを取ってくれて自分のところにフリーで来るパターンがあって、そこからの1対1が多かった。今年は自分でボールを奪って、持っていく。プレーの部分でも自分が引っ張っていく」という決意をプレーで表現していた。
全国のゴールなど、昨年の活躍は周囲のお膳立てがあったからと感じている。「点は取れているんですけど、活かしてもらっている部分が大きかったので、今年は中心となって、全国の選手と渡り合って、もっとチームを勝たせるプレーをしていければいい」と誓う。プリンスリーグ北信越では第17節の星稜高戦、最終節の富山一高戦でいずれも決勝点となるPKを決めて優勝へ導いた主将は、選手権予選での連覇へ視線を向けている。
1年前、選手権の全国大会のピッチを経験したのはGK杉本陸(3年)と自身の2人だけ。「2人で引っ張っていこうと話している。新しい歴史を刻めるように」と語る主将はリーダーとして全国舞台に戻ることができるか。決勝へ向けて「まずしっかり勝ち切ること。真ん中崩したりサイド突破することの使い分けとチーム全体で勝つと引き締めて向かっていきたい」と語った主将。夏の総体予選決勝で0-1で敗れている帝京長岡高に雪辱して頂点を勝ち取る。
(取材・文 吉田太郎)▼関連リンク
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