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史上5人目の4試合連続ゴールを狙う原口「ギラギラした部分を僕は持っている」

ゲキサカ / 2016年11月10日 21時10分

史上5人目の4試合連続ゴールを狙うFW原口元気

 9月6日のW杯アジア最終予選・タイ戦(2-0)を皮切りに、10月6日のイラク戦(2-1)、同11日のオーストラリア戦(1-1)と3試合連続ゴール中の日本代表FW原口元気(ヘルタ・ベルリン)が、史上5人目となる国際Aマッチ4試合連続ゴールへ、大いなる意欲を燃やした。

「3試合連続ゴールというよりも、出た試合は全部点を取りたい。もちろんヘルタでもそうなんだけど、ヘルタで取れていない分、得点に対する気持ちは強くなっている。明日のオマーン戦でも取りたい」

 長い歴史のある日本代表でも、4試合以上連続でゴールをマークしている選手は意外に少なく、6試合連続の木村和司をトップに、5試合と4試合連続3度の釜本邦茂、同じく4試合連続の渡辺正、FW三浦知良と、わずかに4人。現代表で最多の通算49得点を決めているFW岡崎慎司も原口と同じ3試合が最高だ。

 4試合連続ゴール達成へ、追い風もある。今回は代表合流から試合まで5日間の時間があり、コンディション調整はもちろんのこと、監督を含めてチーム内でコミュニケーションが深まっていることだ。

「いつもだったら時間がなくてフィードバックのミーティングができないけど、今回は時間があるので、監督ともディスカッションできたし、選手もいろいろ意見を言うことができた。もちろん監督が『こういう考えだ』と強く言うことはあるけど、以前と比べると聞いてくれるし、良い話し合いができていると思う」

 発言はベテラン選手だけではない。代表では中堅の原口も、オーストラリア戦でPKを与えてしまったシーンについて自分の考えを発言する機会があったといい、「こういうミーティングはいいなと思った」とうなずいていた。

 連続ゴールの3得点中2ゴールは原口自身がボールを奪ってからのカウンター攻撃が鮮やかに決まったものだったが、縦に速い攻撃に絞っているわけではない。「ゴールのパターンはいろいろ想定しているし、たくさん考えていたほうがいい」と話しており、チーム内でのディスカッションにより攻撃のバリエーションが増える予感もあるようだ。

「ライバルは意識していない。僕が出たときに僕の仕事をするということを100%意識して、準備している。ライバルのことよりも、日本が勝つためのことを考えている。僕は上にいきたくてたまらない」

 のし上がっていきたいという思いは、ブンデスリーガで世界的プレイヤーのいるチームと対戦することで、一層強くなっている。「自分より能力のある選手の活躍を見て、ああなりたいと毎日思っている。僕は上にいきたい。ギラギラした部分を僕は持っている」。DF長友佑都も求める“ギラギラ感”を前面に出すことで、原口は日本に元気をもたらそうとしている。

(取材・文 矢内由美子)
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