1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[選手権]監督因縁!?正夢となった“岡崎イズム継承”滝二vs“赤い壁”秋田商は「ほこたて対決」

ゲキサカ / 2016年11月21日 20時14分

「ほこたて対決」となった滝川二対秋田商

 今大会の応援リーダーを務める日本代表FW岡崎慎司(レスター・シティ)の母校の滝川二高(兵庫)は、今大会最多の42回目の出場を誇る秋田商高(秋田)と初戦で対戦することが決まった。

 滝川二高の松岡徹監督と秋田商の小林克監督は同学年。普段から仲が良く、抽選会前にも食事をともにしたという。両校監督が抽選会に臨むにあたって両チームの主将に出した指令は「絶対に引くなよ」。しかし運命は両チームを引き寄せた。

 滝川二の今井悠樹主将(3年=写真右)が、「絶対引くなと言われていたが、まさか引いてしまった」と苦笑いを浮かべれば、秋田商の駒野谷海人主将(3年=写真左)に至っては、「抽選の前に滝二はやめろよって言われていたけど、2、3日前に自分は滝川第二と当たる夢を見ていたんです」と正夢となった結果に目を丸くした。

 ほこたて対決。監督同士の結びつきの強いチーム同士の対戦となったが、チームスタイルはまるっきり異なる。滝川二はOBの岡崎やFW金崎夢生に代表されるように攻撃力が武器。兵庫県予選も決勝で4得点を奪うなど、圧倒的な攻撃力で勝ち上がってきた。

 応援リーダーをOBが務める年に全国に帰ってきたことで、滝川二は気合も十分だ。県予選の決勝前には岡崎や金崎からビデオメッセージが届いたことで、より気合を入れて臨むことが出来たという。「僕としてはとにかく点を取って勝ちたい。岡崎さんとか金崎さんとか偉大な先輩がいるので、点取ってなんぼだと思っている。攻撃的なサッカーを見てもらいたいと思っています」。

 対する秋田商は“赤い壁”と言われる伝統の堅守が武器。3回戦から登場した県予選では無失点で決勝まで勝ち上がり、決勝では2失点を喫したが、我慢強く競り勝った。秋田県勢として11年連続初戦敗退という負の連鎖を、自分たちの代で止めたい思いも強い。駒野谷が「自分たちが積み上げてきたものをぶつけるには最高の相手だと思う」と話したように、相手にとって不足はない。 

 試合は12月31日に県立柏の葉公園総合競技場で12時5分にキックオフする。

(取材・文 児玉幸洋)▼関連リンク
【特設】高校選手権2016
★日テレジータスで「高校選手権組合せ抽選会」生中継!「全地区予選決勝」も放送!出場校を総チェック!

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください