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久保建英はU-20、U-17掛け持ちへ…飛び級招集にU-20監督「いくつか良い部分出た」

ゲキサカ / 2016年12月22日 18時10分

U-19日本代表合宿に飛び級で参加したFW久保建英

 日本サッカー協会は22日、2017年の日本代表、U-20日本代表、U-17日本代表、なでしこジャパンなど各カテゴリの年間スケジュールを発表した。都内で行われた記者会見には西野朗技術委員長をはじめ、日本代表のハリルホジッチ監督、現U-19日本代表の内山篤監督、現U-16日本代表の森山佳郎監督らが出席し、各カテゴリの指揮官が一堂に会した。

 会見では、今月上旬にアルゼンチン遠征を行ったU-19日本代表に飛び級で初招集されたFW久保建英(FC東京U-18)の“扱い”に関しても質問が出た。15歳の久保は9月のAFC U-16選手権にU-16日本代表の一員として出場し、ベスト4、そして来年のU-17W杯出場権獲得に貢献。本来であれば来年10月にインドで開催されるU-17W杯に向け、U-17日本代表の活動に専念するところだが、その能力と将来性ゆえ、来年5月に韓国で行われるU-20W杯に出場するU-20日本代表の“候補”にもなっている。

「U-20日本代表とU-17日本代表、どちらの活動を優先させるのか?」という質問に西野委員長は「彼は今年のAFC U-16選手権で非常にレベルの高いパフォーマンスを披露した。それによって、飛び級でU-20もというところをトライさせた」と説明。U-19日本代表として参加したアルゼンチン遠征でのプレーについては「映像を見ていないので判断できないので、内山監督に聞いてもらいたい」と言及を避け、実際に指揮した内山監督がマイクを握った。

「アルゼンチン遠征に飛び級ということで連れて行ったが、まず一番初めに慎重にやらないといけないということを考えた。U-17、U-20、自チーム。彼への負担を考慮しないといけない」。そう前置きしたうえで、「ただし、U-16である程度のパフォーマンスを発揮し、J3では23歳以上の選手ともやっている。そのタイミングの中で連れて行った」と、あらためて招集の意図を語った。

 遠征ではU-19アルゼンチン代表と国際親善試合を2試合行い、結果はいずれも1-2で連敗。久保は1戦目は後半15分、2戦目は後半開始から途中出場した。「攻守両面というよりも、彼の良さを出してあげようと思った。今回は2チーム分の選手を連れて行ったが、(久保は)2試合とも後半から使った。スペースができた中で、彼の攻撃でのチャンスメイク、アイデアを出せるかどうか」。そう起用の狙いを説明したうえで、「アルゼンチンのアタックは強いし、フィジカルもあるが、その中でいくつか良い部分が出た。十分に力を出してくれた」と評価した。

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