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[全日本ユース(U-15)選手権]清水JYがPK戦制して3冠王手!!横浜FM追浜の粘り退ける

ゲキサカ / 2016年12月26日 13時34分

清水エスパルスジュニアユースが3冠に王手をかけた

[12.26 全日本ユース選手権準決勝 清水JY3-3(PK5-4)横浜FM追浜]

 高円宮杯第28回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会の準決勝が26日、味の素フィールド西が丘で行われ、第一試合では清水エスパルスジュニアユースが横浜F・マリノスジュニアユース追浜を3-3から突入したPK戦の末に5-4で下し、決勝に駒を進めた。春のJFAプレミア杯、夏のクラブユースサッカー選手権を制している清水は、2012年のガンバ大阪ジュニアユースに続く、史上2クラブ目のジュニアユース3冠に王手をかけた。

 序盤から圧力をかけ続けたのは清水だった。前線からプレッシャーを掛け続け、ハーフコートのように試合を進める。そして前半22分には左のロングクロスにゴール前に走り込んだ161cmのMF青島健大が、176cmのDF池田航に競り勝って頭で先制点を押し込んだ。

 しかし直後だった。防戦一方だった横浜FM追浜だが、巡ってきたファーストチャンスを確実にものにする。右サイドから上げたクロスがゴール前の混戦でこぼれると、ファーサイドでフリーになっていたFW井出真太郎の足元にこぼれる。落ち着いて右足で蹴り込み、試合を振り出しに戻した。

 1-1で折り返した後半は、開始直後からスコアが激しく動く。まずは1分、清水は右サイドからのクロスがDFに当たって浮き球になると、ゴール前の混戦をDF鈴木瑞生が押し込んで勝ち越しに成功。さらに同4分には左サイドからFW川本梨誉が上げたクロスを青木健が蹴り込み、リードを2点に広げる。

 しかし横浜FM追浜もすぐに反撃。後半7分に井出が左サイドからカットイン。DFを外してシュートコースを見つけると、右足を一閃。鋭いシュートをゴール右隅に蹴り込み、追い上げムードを作ると、迎えた同10分、井出のドリブル突破からクロスボールをFWブラウンノア賢信が左足で蹴り込み、同点に追いついた。

 一気に振り出しに戻った試合だったが、その後は一転、試合がこう着。均衡状態が崩れないまま、試合は終盤に進む。後半終了間際に清水がチャンスを作るが、36分の鈴木のクロスに川本がダイビングヘッドで飛び込んだシュートは枠右に外れていった。試合は80分で決着がつかず、10分ハーフの延長に突入した。

 延長に入って最初のチャンスは横浜FM追浜。ゴール中央ミドルレンジから途中出場のMF布方叶夢が思い切って左足を振り抜く。しかしこれは惜しくもクロスバーを直撃し、得点にはならない。一方の清水も延長後半3分にFW青島太一のキープからこちらも途中出場のFW榊原杏太が左足で狙うが、シュートが枠を捕らえることはなかった。

 延長戦での決着はつかず、勝敗の行方はPK戦に委ねられることになった。先攻の清水が成功を続ける中、横浜FM追浜は3人目のFW松田詠太郎が枠上に外してしまう。しかし決めれば勝利の清水5人目、MF五十嵐海斗のシュートをGK 加藤陽向がセーブ。サドンデスに持ち込む。しかし6人目、清水が成功させたのに対し、横浜FM追浜のDF池田航のシュートはGK石井飛雄馬に止められる。その瞬間、清水が3冠に王手をかけた。

(取材・文 児玉幸洋)

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