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香川サンタからXmasプレゼント!!小学生の笑顔弾けた「JFA・キリン スマイルフィールド」

ゲキサカ / 2016年12月28日 8時40分

MF香川真司が子供たちと一緒にボールを追いかける

 寒さを吹き飛ばすように、子供たちの元気な笑い声が響き渡った。時折、雪もちらついた仙台市立上愛子小学校。クリスマスイブに特別なサプライズが待っていた。サッカーを通じて東北の子供たちに笑顔を届ける「復興応援 キリン絆プロジェクト」の一環として「JFA・キリン スマイルフィールド特別教室2016」が12月24日に開催され、日本代表MF香川真司(ドルトムント)がスペシャルゲストとして登場した。

 キリングループが東日本大震災の復興支援活動として公益財団法人日本サッカー協会の協力で継続的に行っている「JFA・キリン スマイルフィールド」は、岩手県、宮城県、福島県の小学校を対象に2011年9月よりスタートし、これまでに10万3483人が参加している。689校目の開催となった今回は上愛子小学校の児童45人を招待。元日本代表GKの小島伸幸氏をメインコーチに迎え、冬休みの校庭でサッカーボールを使って体を動かした。

 サッカー教室のスタートにあたり、小島氏が「サッカーが得意じゃないという子はいますか?」と質問すると、多くの子供たちが手を挙げた。児童がみんな日常的にサッカーに触れ合っているわけではない。その中で、体を動かすことの楽しさを“サッカー”を通じて知ってもらおうと、未経験者でも、だれもが楽しめるプログラムが組まれた。

 ゲストコーチとして香川が来ることは事前に知らされておらず、小島氏が「クリスマスイブということでみんなにスペシャルゲストをプレゼントします!」と香川を呼び込むと、どよめきと歓声があがった。日本代表の背番号10と一緒にボールを蹴る“サプライズプレゼント”。子供たちは緊張した様子も見せず、元気いっぱいに笑顔を弾けさせた。

「寒い中、クリスマスイブにこんなにたくさんの子供たちが来てくれて、素晴らしい1日になりました。短い時間でしたが、子供たちと触れ合えて、僕自身がまた元気をもらえました」。台風の影響で中止となった2014年を除いて2012年から毎年、「JFA・キリン スマイルフィールド」に参加している香川だが、毎回、子供たちに元気を与えるつもりが、むしろ自分が元気をもらっていることに気づかされるという。「子供たちの素直なリアクションや言葉を見たり聞いたりするたびに、サッカー選手としてもっと活躍して、夢を届けられるようにがんばっていきたいと毎回、強く感じています」と刺激をもらっている。

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