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“試合巧者”鹿島が19冠王手!!横浜FM優勢も得点許さず

ゲキサカ / 2016年12月29日 16時51分

鹿島アントラーズが19冠に王手をかけた

[12.29 天皇杯準決勝 横浜FM0-2鹿島 ヤンマー]

 天皇杯の準決勝が29日に行われ、ヤンマースタジアム長居では鹿島アントラーズが横浜F・マリノスを2-0で下し、6年ぶりの決勝に駒を進めた。1月1日に吹田スタジアムで行う決勝では、15時にキックオフする大宮アルディージャ対川崎フロンターレの勝者と対戦する。

 準々決勝から中4日で行われた決戦。横浜FMはスタメンに変更はなく、MF中村俊輔はこの日もベンチからのスタートになった。一方の鹿島はMF柴崎岳が体調不良から復帰。MF遠藤康がベンチからのスタートになった。

 序盤は横浜FMが圧倒した。しかし前半15分のマルティノスのグラウンダーのクロスに走り込んだMF齋藤学の右足シュートは大きく枠上に外れる。同35分には斎藤からのリターンパスを受けたMF前田直輝がGK曽ヶ端準もかわすが、シュートは鹿島DFにかき出され、得点にはならなかった。

 だが先制したのは鹿島だった。前半41分、右サイドから柴崎が上げたクロスに対し、逆サイドで懸命に体を伸ばしたFW土居聖真が頭に当てて押し込む。GK榎本哲也もライン上で触るが、かき出すことは出来なかった。“これぞ鹿島”といった試合巧者ぶりをみせつけ、前半を1点リードで折り返した。

 後半に入るとお互いに決め手に欠く展開となるが、横浜FMは後半18分からFW富樫敬真に代えて俊輔を投入。するといきなり蹴ったCKをDF新井一耀の頭にピンポイントで合わせる見せ場を作る。しかし得点にはならない。一方の鹿島はFW赤崎秀平に代えてFW鈴木優磨を投入し、追加点を奪いに行った。

 俊輔はさらに見せ場を作る。後半26分、左サイドで得たFKを蹴ると、ニアでそらしたボールをDF金井貢史が押し込む。しかしゴールネットが揺れるが、オフサイドでノーゴール。すると直後に鹿島はカウンターから柴崎が右サイドを突破。鈴木がダイレクトで押し込み、リードを2点に広げる。

 鹿島は後半29分に遠藤、同41分にMFファブリシオを投入。交代枠を上手く使いながらゲームを終わらせに行く。同42分には相手のミスからボールを奪ったファブリシオが無人のゴールに流し込もうとする。これは枠左に外れたが、鹿島は試合巧者ぶりを存分に発揮し、19冠に王手をかけた。
(取材・文 児玉幸洋)●第96回天皇杯特設ページ

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