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青森山田が圧勝スタート!! J内定MF高橋の先制点皮切りに5得点のゴールラッシュ

ゲキサカ / 2017年1月2日 23時0分

5得点のゴールラッシュで好スタートを切った青森山田高(青森)

[1.2 全国高校選手権2回戦 鵬翔0-5青森山田 NACK]

 第95回全国高校サッカー選手権2回戦が各地で行われ、埼玉・NACK5スタジアムの第2試合では4年ぶり13回目の出場となる鵬翔高(宮崎)と20年連続22回目の出場となる青森山田高(青森)が対戦。前半7分に先制した青森山田攻撃陣が爆発。前半23分、同31分、後半3分、同28分に加点すると、鵬翔の反撃を抑えて5-0の完封勝利。翌3日に行われる3回戦で聖和学園高(宮城)と対戦する。

 最初に好機を生み出したのは鵬翔だった。前半3分、スピードに乗ったFW宇津元伸弥(2年)が抜け出してシュートまで持ち込むが、好反応を見せたFC東京内定のGK廣末陸(3年)に弾き出されてしまうと、危機をしのいだ青森山田が同7分に先制に成功する。MF住永翔(3年)のパスの流れかれあFW鳴海彰人(3年)が放ったシュートはGK原田健次郎(3年)にストップされたが、こぼれ球に反応したJ2千葉内定のMF高橋壱晟(3年)が落ち着いてネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 攻撃の手を緩めない青森山田は前半23分、廣末のロングフィードを受けたMF住川鳳章(3年)がボールキープで時間を作ってスルーパスを通すと、PA内に走り込んだ鳴海が右足のアウトサイドで流し込んで2点目を記録。同27分に高橋のFKから鳴海がヘッドでネットを揺らしたゴールはオフサイドの判定に取り消されたものの、同31分に中央でボールを受けた住永のスルーパスで右サイドからPA内に進入したMF郷家友太(2年)が落ち着いてゴールを陥れ、リードを3点差に広げた。

「1、2点目が早かったので、それがすごく大きかった。1点はオフサイドになって、ああいう後に1点を返されるゲームも多いけど、そういう意味で3点目をきっちり決めてくれたのは良かった」。チームを率いる黒田剛監督も満足気に圧倒した前半を振り返る。

 前半のシュートを1本に抑え込まれた鵬翔は、前半36分にMF甲斐斗真(3年)に代えてMF庭田順平(3年)を投入しており、後半7分にはMF宮本龍一に代えてMF野田海乘(3年)をピッチへと送り込み、流れを変えようと試みる。しかし、再びスコアを動かしたのは青森山田だった。

 後半8分、スピードに乗って左サイドを突破したDF三国スティビアエブス(3年)のクロスをMF嵯峨理久(3年)が合わせたヘディングシュートはGK原田健次郎(3年)に阻まれるも、こぼれ球に反応した嵯峨自らが蹴り込んで4点目。同26分にはDF宇都宮尊(3年)のロングスローから鵬翔が決定的なシュートを放つが、廣末が横っ飛びのセーブで弾き出してゴールを許さず。すると、同28分には住川のFKを郷家がヘディングで叩き込み、青森山田が5-0で大勝した。

 シードされたため、この日が初戦となった青森山田。黒田監督は「難しい初戦で自分たちのプレーをしっかりやってくれた」と選手たちを称賛しながらも、「次に進むということに関して言えば、5-0というスコアよりも、次のことを考えないといけないし、まだまだ攻守に修正することがある」と勝って兜の緒を締めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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