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[ニューバランスカップ]1年後は選手権で輝く!西武台が札幌大谷とのPK戦制して“裏選手権”の頂点に!

ゲキサカ / 2017年1月9日 14時36分

ニューバランスカップを制した西武台高イレブン

[1.6 NB CUP in時之栖決勝 西武台高 0-0(PK6-5)札幌大谷高 時之栖裾野G]

 全国高校サッカー選手権出場を逃した強豪48校の新チームが17年シーズンへ向けて力を磨く「2017ニューバランスカップin時之栖」(通称:裏選手権)は6日、決勝戦を行い、西武台高(埼玉)と札幌大谷高(北海道)が対戦。0-0で突入したPK戦を6-5で制した西武台が参加48校の頂点に立った。

 PK戦の末に“裏選手権”を制した西武台の守屋保監督は「今回(16年度)、昌平がインターハイでベスト4、選手権では正智(深谷)がベスト8。埼玉へ戻って、強くなって、全国に戻っていきたい」と語った。ライバルたちが見せた全国での活躍に刺激を受けている名門・西武台。1月7日の全国高校選手権準決勝、そして9日の決勝が開催される埼玉スタジアムでスタッフを務めることになっているという西武台イレブンは、目前で行われる“表”の選手権からまた刺激を受けて、来冬は必ず選手権で躍進する。

 準決勝終了の約1時間半後に行われた決勝戦。4-3-3システムの西武台はGKが高麗稜太(1年)で4バックは右SB清野昴大(2年)、CB美川笙乃主将(2年)、CB小納健太(2年)、左SB久保歩輝(2年)。中盤の底の位置に木戸洋斗(2年)が入り、2シャドーが山口賢人(2年)と小林一貴(2年)。前線は右FW宮田輝(2年)、左FW板橋涼太(2年)、中央に三田光希(2年)が入った。注目の1年生ゲームメーカー・MF大塚悠平らが不在だったが、それでも2試合のPK戦勝ち抜くなど粘り強く勝ち上がって決勝進出を果たした。

 一方、4-4-2の札幌大谷はGK越中屋光希(2年)、右SB本間柊人(2年)、CB糸納達哉(2年)、CB小山敦史(2年)、左SB河辺凌(2年)。中盤は中央に清水川隆也(2年)と関大唯寿(2年)が入り、右MF赤坂渓也(1年)、左MF石川敬(2年)、2トップは{川俣雄太(2年)と細川栞太(2年)が務めた。14日目という長期遠征の中で成長してきたチームは遠征最終戦での勝利を全員で目指した。

 西武台はやや行き過ぎる部分もあったものの、非常に厳しい球際でのチェックを徹底。個々が戦って「目の前の相手に勝つ」ことを目指した西武台に対し、試合前の円陣の掛け声から気合十分の札幌大谷は連係の取れた守備から多くの時間でボールを保持し、テンポの速いパスワークや前線でボールを収める細川のキープ力を活用して前進していった。
 
 西武台は9分、右SB清野が山口とのワンツーから中央突破して右足を振り抜く。対して確実にボールを収めて前を向き、攻撃を活性化する細川を中心とした攻撃からクロスまで持ち込んだ札幌大谷は31分、右クロスを細川が競り勝ち、ファーサイドの石川が決定的な左足シュートを放つ。

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