「外国人にも負けない身体を」得点王2冠のFW鳴海は強さを増してU-18Jリーグ選抜戦、欧州での戦いへ
ゲキサカ / 2017年2月7日 18時24分
第95回全国高校選手権の優秀選手を中心に構成される日本高校選抜は、今月17日に日産スタジアムで開催されるNEXT GENERATION MATCHでU-18Jリーグ選抜と対戦する。16年の日本クラブユース選手権とJユースカップで優勝したFC東京U-18のDF岡庭愁人とDF坂口祥尉、U-18日本代表のDF橋岡大樹(浦和ユース)やDF中川創(柏U-18)、GK大迫敬介(広島ユース)らが守るU-18Jユース選抜のゴールを日本高校選抜はこじ開けられるか。
日本高校選抜の注目は全国高校総体と全国高校選手権でいずれも得点王を獲得するなど、大舞台で結果を残してきたFW鳴海彰人(青森山田高3年)だ。多少厳しい状況でボールを受けても強靭な肉体でこれを収め、一瞬の抜け出しからゴールを連発するストライカー。日本高校選抜でもエースストライカーとして注目、期待されている。
今回の選考合宿期間中、黒田剛監督(青森山田高)は選手権時よりも上半身、下半身ともに明らかに一回り大きくなって参加した鳴海のウェート面を厳しく指摘。選手権期間中もコンディションを維持させるために毎朝走らせていたというだけに、現状を不安視していた。
だが、本人によると、それは筋力トレーニングによるものなのだという。1月に青森山田のイングランド遠征で欧州のプロ予備軍とも言える選手たちの胸板の厚さなどを目の当たりにした。国内ではフィジカル面で優位に立っている青森山田の選手たちでも海外では見劣りしていただけに、「自分、最終的に外国でサッカーしたいと思っているんで、外国人にも負けない身体を作りたいなと思って」という鳴海は、地元・北海道に帰省中も2日に一度はジムに通い、ジョギングと筋力トレーニングを反復。ウェートはベストに近い73kgを維持しながら、より力強い肉体を作ろうとしている。
6日に行われた桐蔭横浜大との練習試合では相手DFの背後へ抜け出しているものの、周囲との呼吸が合わずに無得点。それでも大学生との対人プレーについて「全然(身体で)ガードできます」と手応えを口にしていた。日本高校選抜でも青森山田でのプレー同様にゴールにこだわるだけ。「FWとして点数取ることが仕事なので、点数取ってチームを勝たせるだけですね」。“外国人選手にも負けない”強靭な肉体を作り上げて、U-18Jリーグ選抜や海外の強豪からゴールを奪う。
(取材・文 吉田太郎)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
3選手がJ1!関西学院大から“過去最多”Jリーグへ進む5人が揃って会見「1年目からインパクトを」
ゲキサカ / 2023年11月27日 19時38分
-
高川学園の注目ストライカーFW山本吟侍は1G1Aで山口制覇に貢献。悔しさを力に変え「選手権こそは得点王に」
ゲキサカ / 2023年11月19日 19時41分
-
U22福田師王 飛び級19歳が五輪エース名乗り!途中出場2分後に一発回答弾 アルゼンチン5発粉砕
スポニチアネックス / 2023年11月19日 4時42分
-
青森山田出身の常葉大FW金賢祐、来季の大分加入が内定「自分らしく全力でプレーしていきます!」
ゲキサカ / 2023年11月8日 15時28分
-
[MOM4508]青森山田FW米谷壮史(3年)_これぞエースの仕事!県決勝で貫禄ハット。決定力の秘訣は「ゴール前では常に冷静に」
ゲキサカ / 2023年11月6日 11時59分
ランキング
-
1土壇場PK被弾にベンチで怒りぶつけた清水MF乾貴士「まず滑る必要もなかった」
ゲキサカ / 2023年12月2日 18時55分
-
2大谷翔平、移籍先5球団に絞られた!最終面談経て5日からのウィンターミーティング中にも決着
スポーツ報知 / 2023年12月2日 23時0分
-
3東京V主将・森田が男泣き…16年ぶりJ1復帰「本当にうれしい」 城福監督とも涙の抱擁
スポニチアネックス / 2023年12月2日 16時35分
-
4大谷翔平にSFジャイアンツ入り熱烈オファー!地元サンドイッチ店オーナーが店名変更&一生無料を約束
東スポWEB / 2023年12月2日 11時14分
-
5楽天・田中将大が安楽パワハラ騒動に「反省」も…後輩の愚行をスルーし株ダダ下がり
日刊ゲンダイDIGITAL / 2023年12月2日 9時26分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
