[新人戦]注目の新鋭・龍谷は九州デビュー戦で逆転負け。太田監督「どう変わってくるか楽しみ」
ゲキサカ / 2017年2月10日 18時54分
[2.10 九州新人大会予選リーグ第1節 龍谷高 1-3 鹿児島城西高 佐賀県総合運動場陸上競技場]
注目の新鋭の九州デビューは逆転負けに終わった。福岡などでプレーした経歴を持つ太田恵介監督が指揮を執る龍谷高(佐賀1)は本格強化4年目という注目の強豪校。1月の佐賀県新人戦では準決勝で選手権出場校の佐賀東高を2-0、決勝でも佐賀学園高を4-0で破るなど、地区予選からの7試合で38得点、無失点で初の佐賀制覇を果たして初となる九州大会への挑戦権を獲得した。
その初戦では開始1分に10番MF横山順主将(2年)が出した絶妙な縦パスで抜け出したFW矢上駿(2年)が右足で先制ゴールを奪う。幸先よくリードを得た龍谷はその後も横山の好パスなど個々の質の高いキックから矢上、FW日高諒也(2年)が鹿児島城西高の背後を襲い、チャンスを作り出した。
雪の積もったピッチということもあって、リスクを避けたシンプルな攻撃がうまくハマっていた。だが、前半半ばから選手たちの判断で試合をコントロールしに行ったチームは、中盤を使ってボールを動かそうとしたところでミスが出て失点。後半は相手のハイプレスの前に思うような攻撃ができずに逆転負けを喫した。
太田監督は特に後半のプレーについて選手たちに指摘。前線の選手がボールを収めることにチャレンジしようとせず、結果、自分たちが高いレベルで何が通用して、何が課題なのか感じることができないまま敗れてしまった。「九州大会で自分たちがやってきたの出せないのは……。そこで失敗した、成功した、ということが次に繋がるから勇気をもってチャレンジしようと話しました。厳しく言われて明日以降どう変わってくるか楽しみ」。前線からのハードワークによって相手の攻撃を限定して中盤でボール奪取し、横山順やMF横山太一(1年)中心にボールを動かして得点する特長を持つチームは、11日の予選リーグ最終日はチャレンジして自分たちの現在地を知る。
今年のチームの強みは一体感。個々の力はまだまだ昨年の世代に劣るというが、「(今年のチームは)修正が効くのが早い。お互い喧嘩し合うし、キャプテン、副キャプテン中心に言い合って、その言われている方も自分の意見を言える」(太田監督)。チームを強くするために、本気で取り組んできた龍谷はこの日の試合後も主将中心にミーティング。苦杯を喫した九州デビュー戦から変わって、自分たちの力を出し切り、結果も残す。
(取材・文 吉田太郎)
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