[新人戦]1年生中心の大津が臆せず戦い、東福岡にリベンジ!九州3位に
ゲキサカ / 2017年2月14日 15時25分
[2.13 九州新人大会3位決定戦 東福岡高 2-2(PK4-5)大津高 佐賀県総合運動場陸上競技場]
平成28年度 第38回九州高等学校(U-17)サッカー大会3位決定戦が13日に行われ、東福岡高(福岡1)と大津高(熊本2)が激突。プレミアリーグ勢対決となった一戦は後半アディショナルタイムにFW吉村仁志(1年)のゴールで追いついた大津がPK戦の末に5-4で勝利して3位で大会を終えた。
大津の古閑健士監督は「2年生たちのチームの中で臆することなく、積極的に自分たちの成長のために頑張ってくれた」と今大会の5試合を振り返った。実力でポジションを勝ち取った1年生たち中心に構成された陣容で熊本、九州の戦いに挑戦。この3位決定戦も1年生11人が先発した大津が0-1で敗れた予選リーグのリベンジを果たした。
試合はMF青木真生都(2年)を中心に幅を使った攻撃で主導権を握った東福岡が序盤からシュートチャンスを量産。予選リーグでの対戦から先発7人を入れ替えた東福岡は序盤から次々とシュートを放っていくが、精度を欠くなど得点することができない。
一方の大津は相手のプレッシャーの速さの前になかなか攻めきることができずにいたが、FW大竹悠聖(1年)のミドルシュートや、187cmFW大崎舜(1年)のドリブル突破などでチャレンジ。すると22分、ショートカウンターから右サイドをえぐったMF吉瀬大貴(1年)の折り返しを大崎が押し込んで先制した。
だが、東福岡は直後の24分、右中間でDF2人を振り切ったエースMF福田湧矢(2年)が右足シュートを突き刺して同点に追いつく。1-1とした東福岡はその後もハイサイドまでボールを運ぶと、福田やFW大森真吾(1年)、MF井本寛次(2年)が局面を破るなどチャンスをつくる。
だが、大津は前への強さを発揮したCB毛利友哉(1年)やCB西原大地(1年)の身体を張った守りなどで2点目を許さない。そして10番MF水野雄太(1年)のドリブルシュートなどで勝ち越しを狙う。そして後半6分にはインターセプトからMF松原亘紀(1年)が出したスルーパスに大崎が反応。力強い動きでDFを振り切った大崎がシュートまで持ち込んだ。だが、東福岡はGK佐野圭音(2年)がストップしてスコアは動かない。
相手の3倍以上となる数のシュートを放ちながら2点目を奪えなかった東福岡だが、それでも後半33分、右サイドから崩して福田が右足シュート。これはクロスバーを叩いたものの、大津DFの中途半端なクリアを交代出場MF中村拓也(1年)が右足ミドルで決めて勝ち越した。
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