昌平高から広島入りしたMF松本が納得の1プレー。ワンツーからのラストパスで4点目をアシスト
ゲキサカ / 2017年2月18日 16時51分
[2.18 NEXT GENERATION MATCH U-18Jリーグ選抜0-4日本高校選抜 日産]
日本高校選抜は後半31分に鮮やかな崩しで4点目。そのゴールを演出したのは日本高校選抜のフィールドプレーヤーで唯一のJリーガー、MF松本泰志(昌平高→広島)だった。
左サイドから流れの中で中央やや右寄りの位置へ移っていた松本はポストに入ったFW伊藤龍生(米子北高)へ縦パス。DF数人が伊藤に引きつけられたところを見逃さなかった松本は伊藤を追い越す動きでリターンを受ける。このワンツーで一気にGKと1対1となった松本は「より確実に行きました」と中央へラストパスを通してFW安藤瑞季(長崎総合科学大附高)のゴールをアシストした。
このアシストは広島のキャンプで意識づけてきたプレーが表現されたものだった。「広島のトップでもあの縦パスというのは言われていたので、こういう形が高校でも出せたのは良かったと思います」。トレーニングしてきたことを1万4000人を越える観衆の前で出せたことを喜んだ。
2月5日から7日まで開催された日本高校選抜候補合宿はチームのキャンプを優先して不参加。高校選抜に初合流してまだ3日ほどだというが、それでもJリーガーは周囲に合わせる形で結果を残した。「(この3日間)多くのコミュニケーションを取ることを意識してきましたし、後半は(個人としても)目に見える結果という仕事をしたかったので、アシストという結果を残せたのは良かったかなと思います」。
昨年は昌平高(埼玉)の10番を背負い、全国高校総体4強進出に貢献。だが、広島入りを決めた後、「チーム引っ張って日本一へみんなに連れていきたい。点にかかわるチャンスメークを一番に皆さんに見てもらいたい」と意気込んで臨んだ選手権予選は準決勝で敗退し、全国選手権で自身のプレーを多くの観衆に見てもらうことは叶わなかった。それだけに、後半だけのプレーではあったものの、「松本泰志」のプレーを少しでも見せられたことは収穫。これから特長である縦への鋭いドリブルや強烈なシュートに加え、広島で学んでいる武器もより多く高校選抜の中で表現していく。
(取材・文 吉田太郎)
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