鳥栖MF原川“デジャブ”…ホーム2戦連続FK弾で苦手・広島を沈める
ゲキサカ / 2017年3月11日 18時5分
[3.11 J1第3節 鳥栖1-0広島 ベアスタ]
サガン鳥栖がホームでサンフレッチェ広島を1-0で退けた。広島との公式戦直近3試合はいずれも3失点で敗れていた鳥栖。リーグ戦通算対戦成績でも1勝3分13敗と大きく負け越していた“天敵”を見事に攻略し、今季初白星を飾った。
互いに1分1敗で迎えた今節。先に主導権を握ったのはアウェーの広島だった。ボールを回しながら両ワイドをうまく使い、サイドを起点に鳥栖のゴールに迫っていく。前半11分、MF清水航平が左からカットインして右足を振るが、シュートは枠外へ。同14分にはMFフェリペ・シウバの左CKからPA手前中央の清水が右足でダイレクトボレー。しかし、これもゴールマウスをとらえられなかった。
ホームの鳥栖も前半33分、右サイドのDF藤田優人がPA内右のFW豊田陽平に斜めのくさびを入れ、DFを背負って受けた豊田が振り向きざまに右足でシュート。だが、枠を外してしまった。同35分にはDF吉田豊が左サイドから送ったクロスにニアの豊田が頭で合わせるも、シュートはわずかにクロスバーを越えた。
徐々に攻撃のペースをつかむ鳥栖は前半44分に先制する。MF鎌田大地がPA後方左でフェリペ・シウバに後ろから倒され、FKを獲得。キッカーのMF原川力が右足で直接シュートを打つと、壁を越えたボールがゴール左隅に突き刺さった。2月25日にホームで行われた開幕戦の柏戦(1-3)でも、似たような位置のFKから先制点を奪っていた原川。ホーム2試合連続となる直接FK弾でチームに貴重な1点をもたらした。
後半に入り、攻勢を強めていく広島。後半19分にDF塩谷司のスルーパスからFW工藤壮人がPA内右に抜け出し、右足で強烈なシュートを放つ。しかし、GK権田修一にストップされ、同点のチャンスを逃した。
勝負の分岐点となったのは、この直後に起きた後半20分のプレーだった。広島が敵陣でファウルを犯すと、相手のクイックリスタートを邪魔したとしてMF丸谷拓也がイエローカードを受ける。丸谷は前半にも警告を受けており、2枚目で退場となった。
思わぬ形で数的不利に陥り、攻勢に水を差された広島。後半34分、塩谷がPA手前左で味方と細かくパス交換し、ボックス内に進入して左足でパンチのあるシュートを放つも、GK権田の好セーブに遭う。その後もゴールへ迫ったが、鳥栖の堅い守備を崩し切れず、0-1でタイムアップ。2連敗を喫し、開幕3試合未勝利(1分2敗)となった。
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