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鹿島に“新ホットライン”開設!伊東→優磨で公式戦2試合連続の決勝点

ゲキサカ / 2017年3月14日 22時34分

公式戦2試合連続で決勝点をアシストしたDF伊東幸敏

[3.14 ACLグループリーグ第3節 鹿島3-0ブリスベン カシマ]

 新ホットラインの誕生だ。鹿島アントラーズは前半43分、右サイドを縦に仕掛けたDF伊東幸敏が低い弾道のクロスを入れ、FW鈴木優磨が右足ダイレクトボレーで先制点。10日のJ1横浜FM戦(1-0)に続いて伊東のアシストから鈴木が決勝点を叩き込んだ。

「伊東選手とはよく練習後に残って練習している。意思疎通の取れたゴールだったと思う」。そう胸を張る鈴木に伊東も「(鈴木)優磨がいてよかった」と感謝する。2人が居残りでクロスからのシュート練習に取り組むようになったのは昨季の終盤から。「試合に出られない時期が続いて、このままでは自分が変われないと思った。じゃあ何をするか。まずはクロスの質からだなと」と、伊東は回想する。

 努力の賜物だ。「クロス練習のあとに居残りでやるぐらい合わせてきている。あとは僕のボール次第だった。今まではそれがなかっただけで、ようやく出せるようになってきた」。練習は裏切らない。23歳の右サイドバックはその思いを強めている。「練習あるのみ。プロになってからもあらためて思った。練習することが一番の近道」と、実感を込めて語る。

 ポジションを争うDF西大伍が負傷離脱している間に結果を残し、先発定着へアピールに成功。後半23分にその西と交代し、ライバルも復帰してきたが、臆することはない。「プレースタイルも違うし、あとは監督のチョイス。結果を出すことが一番大事だし、自分が試合に出たら結果を出したい」。偉大な先輩とのポジション争いに堂々と挑む。

(取材・文 西山紘平)
●ACL2017特設ページ

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