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[MOM2067]FC東京U-18DF篠原新汰(新3年)_「守備の責任は自分にある」リーダーとして声、プレーで牽引したCB

ゲキサカ / 2017年3月18日 18時36分

FC東京U-18CB篠原新汰(右)

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.17 サニックス杯予選リーグ第3節 FC東京U-18 1-1(PK4-2)前橋育英高 グローバルアリーナ]

「理想はCBのオーラが凄い選手になりたい。『アイツがいるからここからは攻められないな』というくらいの勢いとか、迫力とか。あとは潰せるし、周りも動かせるし、あとはCKで点も取れるような選手になりたい」

 理想の選手像になるためにはまだまだ進化が必要。それでもこの日、FC東京U-18のキャプテンマークを巻いたCB篠原新汰は声でチームをまとめ上げ、PAでの責任感あるプレーでゴールを守り続けた。この日は、J3メンバーや年代別日本代表を欠いた陣容で臨んだ一戦。昨年、プレミアリーグでベンチに入り続けていたCBは経験値の少ない選手達を支える役割を果たしていた。

「マークを巻くことで責任感は変わりますけれど、いつも通り。人が抜けてメンバーが代わっているので声掛けは絶やさず、それで歪ができてしまうとそこから一気に崩されてしまうので、それは意識していました。自分はCBという立場。CBはキャプテンだろうがなんだろうが声を掛けないといけないし、守備の責任は自分にあると思っている」
 
 声に加えて佐藤一樹監督も「ヘディング強いし、ゴール前で身体を張ってくれる」と評するプレー。前半は得意のヘディングでやや後手を踏んだ部分もあったが、対人の強さを示して突破をブロックしていたほか、スライディングタックルで相手の決定機を防いだシーンもあった。また、間に合いそうにない位置でも諦めずにスライディングして相手のシュートを乱すなどチームのために戦い続けて予選リーグ3連勝に貢献した。

 CBとして憧れている存在がいる。それはFC東京のトップチームでプレーするCB吉本一謙だ。「ヘディングで勝てる気がしなくて。(中学時代にFC東京U-15)深川の初蹴りに来てくださった時に監督のはからいでヘディング勝負させてもらったけれど手の使い方から飛ばせてもらえないくらいで。オフザピッチのところを見てくださったり、後輩に優しかったり、吉本選手は本当に尊敬しています」。CBとしてのオーラが凄い選手、そして尊敬される選手へ。卒業した岡崎慎やCB蓮川壮大に代わって最終ラインの柱となるために、努力は欠かさない。

(取材・文 吉田太郎)

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