ゲームキャプテン候補の麻也が“中東の笛”を警戒「試合前から駆け引きは始まる」
ゲキサカ / 2017年3月23日 4時31分
だれがゲームキャプテンになろうと、自分の役割は変わらない。ハリルホジッチ監督からキャプテン候補の一人に指名された日本代表DF吉田麻也(サウサンプトン)は「(監督から話は)ない」としながらも、「(キャプテンマークを)巻く、巻かないに関係なく、センターバックはチームをリードしないといけない」と強調した。
「こういう試合だからこそ、W杯を経験している選手がチームを引っ張らないといけないのは当たり前。今までもやってきたし、明日もそう」
UAEの特徴は痛いほど理解している。昨年9月の最終予選初戦、15年1月のアジア杯準々決勝と2連敗中の相手だが、「テクニカルな選手が前線にいる。一番気を付けないといけないのは、裏への飛び出しと、そこに正確なボールが来ること。そこに対する対策と準備はできている」と、リベンジに自信を見せた。
攻撃の起点となるのは左利きのMFオマル・アブドゥルラフマン。「彼の左足を警戒しないといけないけど、彼のボールに走り込む選手が一番怖い。プレッシングとマークの両方ができるようにしたい」。昨年9月の対戦では直接FKとPKで失点。失点につながるFKを与えたのが吉田だった。
「レフェリングに関してはセンシティブな対応が求められる。プレミアリーグと違うのはレフェリー。そこは警戒しないといけない」。ゲームキャプテンとなれば、主審とコミュニケーションを取るのも一つの役割になる。「試合前から駆け引きは始まる。少しでも運がこちらに向くようにしたい」と、審判を味方に付けることも意識している。
勝てば2位以内をキープし、首位サウジアラビアが引き分け以下で首位に立つが、負ければ他会場の結果次第でW杯出場圏外の4位に転落する可能性もある。「アウェーで勝ち点を取ることが大事。ホームで負けている相手だからこそ、リベンジしたい。厳しいときこそ成長するチャンス。勝ってW杯に近づきたい」と意気込んだ。
(取材・文 西山紘平)
●ロシアW杯アジア最終予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
日本vsバーレーン 試合前日の森保一監督、MF遠藤航会見要旨
ゲキサカ / 2024年9月10日 0時37分
-
W杯予選へ生かすべきアジア杯の“教訓” 15年と24年で共通…元主将が指摘する危険な心理
FOOTBALL ZONE / 2024年9月5日 16時20分
-
最終予選は“楽ではない”…内田氏も同感 日本代表の前主将が言及「一番の原因は岡崎慎司」
FOOTBALL ZONE / 2024年9月5日 12時20分
-
「やっぱり大事なのは個」に向き合う守田英正、W杯最終予選への思い「もっと自分が勝たせる存在に」
ゲキサカ / 2024年9月2日 19時55分
-
鎌田大地が自覚する「ベテラン」域への足入れ 2度目のW杯アジア最終予選で警戒するのは?
FOOTBALL ZONE / 2024年8月20日 10時40分
ランキング
-
1大谷翔平 自己新47号!190キロ、今季一の低空弾で「47-47」通算218発はアジア人最多タイ
スポニチアネックス / 2024年9月12日 11時30分
-
2最強軍団なのに…大谷翔平が“独占” 衝撃数値に米唖然「なんということだ」
Full-Count / 2024年9月12日 9時41分
-
3広島・栗林 首位遠のく6失点救援失敗…新井監督ゲキ及ばずも前向く「しっかりと切り替えて」
スポニチアネックス / 2024年9月12日 5時2分
-
4巨人・浅野翔吾がシーズン終盤の覚醒、背景には心酔するイチローの教え 広澤克実氏は「大谷翔平と同じ打ち方」と絶賛、“夜遊びはしないタイプ”評も
NEWSポストセブン / 2024年9月12日 11時15分
-
5ヤンキースA・ジャッジ、自己ワーストタイの15試合ノーアーチ…63本ペースが56本ペースに急ブレーキ
スポーツ報知 / 2024年9月12日 11時29分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください