[UAチャレンジカップ]いわきFC選手が高校生へアドバイス、FW吉田知樹「目標を持ってサッカーをすること」

いわきFCのFW吉田知樹

「革新的なサッカーイベントを通じ、ユース期において必要とされる様々な情報、知識を提供することで、世界に通用するサッカー選手を育成し、サッカー界繁栄の一助とする」という理念の下で開催された「アンダーアーマーチャレンジカップ(UACC) 2017 SPRING」(3月27日～29日、福島県いわき市)は29日、リーグ戦の全日程終了後に各チームから選抜されたUACC選抜といわきFCとのエキシビジョンマッチを行った。その試合後、いわきFCのFWで明秀日立高時代にアンダーアーマーチャレンジカップ、全国高校選手権に出場している吉田知樹が高校生へ向けて、自分の高校時代の取り組みやUACCに出場して変わったことなどについてコメントした。

●FW吉田知樹
―アンダーアーマーチャレンジカップの経験者。どのような大会だった?
「自分の代の時は韓国代表のチーム(彦南高)とか来ていて本当に強くて、中には代表の選手もいたみたいで、凄くいい刺激になった大会でした」

―栄養講習会などゲーム以外で学ぶことも経験しているが、それをきっかけに変えたことはある?
「食事の面では以前よりも栄養に対する考え方が変わりました」

―明秀日立は熱心にフィジカル強化を行っているが、今に繋がっている?
「チームとしても、個人としても結構意識はしていました」

―高校3年間で特に取り組んだことは?
「練習後にシュートを打っていました」

―1年間、いわきFCでの日々を経験しているが、高校時代との違いは?
「筋トレですね。全然違いますね。高校の時は(ベンチプレスなど)とりあえず重さ上げればいいと思っていたんですけど、身体の使い方だったり、サッカーに繋がる動きを取り入れているので全然違いますね」

―いわきFCのトレーニングによって自分の身体の動きが変わった実感がある。
「変わりましたね。変な体勢の時に身体をぶつけられても耐えられるようになったりしています」

―きょう、高校生たちと試合を行った感想を
「自分達は前半、思うようなサッカーができなかったんですけど、後半は少しは自分達の形を出せたかなと思います」

―いわきFCのに加入して1年。経験を踏まえて今、高校生がやっておいた方いいと思うことは?
「(何よりも)サッカーを楽しんでやってもらえればと思います」

―高校生へのエールも。
「目標を持ってサッカーをすることですね」

(取材・文　吉田太郎)アンダーアーマーチャレンジカップ2017 SPRING