小学生向けイベントで俊輔が少年時代のエピソードを披露、一番つらかったのは「W杯落選」
ゲキサカ / 2017年4月3日 13時42分
アディダスは2017年春夏シーズンより、子供を情熱のある一人の若きアスリートとして据えた本格的なスポーツカテゴリー「YOUNG ATHLETES(ヤング アスリート)」を発足させる。「こどもじゃない。挑戦者だ。」をコンセプトに掲げる「YOUNG ATHLETES」では、ゴールデンエイジと呼ばれる、運動能力や体力が著しく成長する小学生をターゲットに展開。3日には元日本代表MF中村俊輔(磐田)ら各スポーツのトップアスリート4名をゲストに迎え、味の素スタジアムでADIDAS YOUNG ATHLETES発表会を開催した。
発表会の冒頭ではアディダスのトーマス・セイラー副社長兼マーケティング事業本部長が小学生を前に挨拶。「忘れないでください。キミたちはただの子供ではない。ヤングアスリートであり、挑戦者です」と呼びかけた。イベントには中村のほか、ラグビーの流大、クライミングの野中生萌、テニスの穂積絵莉が出演。トークショー、実演をまじえたパフォーマンスを通じて、“若きアスリート”へ挑戦の重要性を語った。
「4兄弟の末っ子で、兄を見て育った。1コ上の兄貴がサッカーをやっていて、そこで争っていた。その環境が良かったと思う」。少年時代の思い出を振り返る中村は「兄貴が野球をやっていたので、サッカーと野球を両立していた」と明かし、「(小学生の)みんなぐらいの(年齢の)ときは、壁に(的を)チョークで描いて、そこばっかりを当てるようにしていた」と、いかにしてキックに磨きをかけてきたかのエピソードを披露した。
質疑応答のコーナーでは「一番つらかったこと」を聞かれ、「(02年の)W杯のメンバーに落ちたとき」と回答。「でも、そういう悔しいことをバネにすれば、より高みにいける」と、挫折を乗り越え、這い上がる精神面の大事さを説き、「楽な道や楽しそうな道と、厳しく苦しい道があるなら、後者を選んだほうが選手として成長する。みんなにもそっちを選んでほしい」とエールを送っていた。
(取材・文 西山紘平)
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